[愛媛県警察　安全・安心メールマガジン] 防災・防犯 (No.2367022)

令和７年５月１０日から１３日までの間に、特殊詐欺の予兆電話を合計２３件認知したため、特殊詐欺被害アラートを発令しました。

発令期間は、令和７年５月１４日（水）から５月２１日（水）までの間です。



【予兆電話のあった日・件数と地域】

〇５月９日（金）【１２件】：四国中央市１件、西条市３件、松山市５件（松山東署管内２件、松山西署管内２件、松山南署管内１件）、東温市１件、久万高原町１件、宇和島市１件

〇５月１０日（土）【１件】：松山市１件（松山西署管内）

〇５月１２日（月）【４件】：西条市（西条西署管内）１件、伊予市１件、八幡浜市１件、伊方町１件

〇５月１３日（火）【６件】：西条市２件（西条署管内１件、西条西署管内１件）、松山市３件（松山東署管内１件、松山西署管内２件）、伊予市１件



【予兆電話の特徴等】

　今回、認知している予兆電話は、自動音声ガイダンス等のオレオレ詐欺の電話が１９件、日本年金機構等をかたる還付金詐欺の電話が４件で、いずれも、被害者が自ら詐欺であることに気付き、被害に遭わなかったものです。

　多数の予兆電話を認知している、「警察官等をかたるオレオレ詐欺」は、最初は自動音声ガイダンス電話を使って、様々な公的機関や企業を名乗って電話をかけてきますが、全て警察官をかたる者につながり、警察の信用力を利用して逮捕を示唆したり、資金調査の名目など、様々な理由をつけ、「誰にも言ってはいけない。」などと口止めした上で、現金等をだまし取ろうとしてきます。

　還付金名目の電話は、「口座振込みをするためにキャッシュカードを確認する必要がある。」などと言って、手交型に発展するおそれがあります。



【被害に遭わないためのポイント】

〇自動音声ガイダンスが特殊詐欺に悪用されているので、注意してください。

　心当たりのない場合は、電話を切って、警察相談専用電話（＃９１１０）に相談してください。

〇電話で警察官や市役所職員を名乗っていても、お金の話になれば、詐欺を疑い地元の警察署へ相談しましょう。

〇詐欺犯人は、「絶対に誰にも言ってはいけない。」などと口止めをしてきますが、お金の話は必ず誰かに相談しましょう。



※愛媛県警察公式YouTubeチャンネルで、愛媛県内に居住する方にかかってきた、実際の詐欺電話・音声を公開中です。

　音声を確認して、詐欺の手口を知りましょう。

　　→ 【愛媛県警察公式YouTube　詐欺電話】

　　　https://www.youtube.com/playlist?list=PLYpadMja0OeG6agEMdbdA8VMa0W78_NdY

※特殊詐欺被害アラートの情報は、県内全域に発信しています。