[愛媛県警察　安全・安心メールマガジン] 防災・防犯 (No.2356087)

令和７年４月１５日から１７日までの間に、特殊詐欺の予兆電話を合計９件認知したため、特殊詐欺被害アラートを発令しました。

発令期間は、令和７年４月１７日（木）から４月２４日（木）までの間です。



【予兆電話のあった日・件数と地域】

〇４月１５日（火）【３件】：西条市（西条西署管内）、今治市（今治署管内）、松山市（松山南署管内）

〇４月１６日（水）【２件】：西条市（西条西署管内）、松山市（松山東署管内）

〇４月１７日（木）【４件】：西条市（西条西署管内）、伊予市、伊予郡松前町、宇和島市



【予兆電話の特徴等】

　今回、認知している予兆電話は、「電話が使えなくなる」という内容の自動音声ガイダンスが４件、電話使用料の未払い名目が２件（うち１件が自動音声ガイダンス）、クレジットカード会社をかたるものが１件、国税庁をかたる税金未払い名目の自動音声ガイダンスが１件、市役所職員を名乗る還付金名目が１件で、いずれも、被害者が自ら詐欺であることに気付き、被害に遭わなかったものです。

　最近のオレオレ詐欺は、様々な公的機関、企業を名乗る電話を認知していますが、全て警察官をかたる者につながり、逮捕を示唆したり、資金調査の名目など、様々な理由をつけ、「誰にも言ってはいけない。」「話をするとその相手に迷惑がかかる。」などと口止めした上で、現金等をだまし取ろうとします。

　また、還付金名目の電話は、「口座振込みをするために、キャッシュカードを確認する必要がある。」などと言って、手交型に発展するおそれがあります。

　

【被害に遭わないためのポイント】

〇自動音声ガイダンスが特殊詐欺に悪用されているので、注意してください。

　心当たりのない場合は、電話を切って、警察相談専用電話（＃９１１０）に相談してください。

〇電話で警察官や市役所職員を名乗っていても、お金の話になれば、詐欺を疑い地元の警察署へ相談しましょう。

〇詐欺犯人は、「絶対に誰にも言ってはいけない。」と口止めをしてきますが、お金の話は必ず誰かに相談しましょう。



●国際電話番号による発着信を無償で休止できます。（固定電話対象）

　「国際電話不取扱受付センター」：電話番号０１２０?２１０?３６４（通話料無料）

　オペレーター案内：平日午前９時から午後５時まで

　　自動音声案内　：平日、土日祝２４時間



【特殊詐欺被害アラートとは】

１週間のうちに、特殊詐欺の予兆電話を１日に２件以上認知した日が２日以上あった時に、注意喚起のために発令するものです。



※愛媛県警察公式YouTubeチャンネルで、愛媛県内に居住する方にかかってきた、実際の詐欺電話・音声を公開中です。

　音声を確認して、詐欺の手口を知りましょう。

　　→ 【愛媛県警察公式YouTube　詐欺電話】

　　　https://www.youtube.com/playlist?list=PLYpadMja0OeG6agEMdbdA8VMa0W78_NdY

※特殊詐欺被害アラートの情報は、県内全域に発信しています。