[愛媛県警察　安全・安心メールマガジン] 防災・防犯 (No.2334390)

令和７年３月４日、県内において、オレオレ詐欺の予兆電話を２件認知しました。



【予兆電話の内容等】

１．令和７年３月４日午前９時２０分頃、松山市（松山西署管内）在住の６０歳代女性の携帯電話に、「総務省です。２時間後にあなたの携帯電話機が使えなくなります。オペレーターと繋ぎますのでダイヤルを押してください。」などと自動音声ガイダンスの電話がありましたが、女性が電話を切ったことで被害に遭っていません。

２．同日午前１１時頃、西条市（西条署管内）在住の４０歳代男性の携帯電話に、＋（プラス）から始まる電話番号から電話があり、男の声で「アメリカ合衆国渋谷支所です。あなた名義のクレジットカードが犯罪に利用されていました。あなたに容疑がかかっているので、今後、事情聴取をします。」などと言われましたが、途中で電話が切れたことで、被害に遭っていません。



※これらの予兆電話は、その後、警察官等の公的機関の職員をかたる犯人に電話を代わり、「あなた名義で契約された携帯電話（クレジットカード）が暴力団犯罪に使われている。」「資金調査をする必要がある。」「このことは誰にも言ってはいけない。」などと言われ、お金の振込みを要求されたり、インターネットバンキングの開設を求められたりするオレオレ詐欺に発展します。



【被害に遭わないためのポイント】

〇　「＋」や「０１０」から始まる番号は、国際電話番号です。

　国際電話番号による特殊詐欺が多発しています。このような表示の電話には出ない、かけ直さないようご注意ください。

〇　警察官が調査名目や口座凍結回避名目等で現金の振込み等を要求することはありません。

〇　電話の相手が誰であっても、電話でお金の話になれば、一旦、電話を切り、家族や知人、警察に相談しましょう。



※特殊詐欺被害アラート発令中！

　【２月２７日（木）?３月６日（木）】

※愛媛県警察公式YouTubeチャンネルで、愛媛県内に居住する方にかかってきた、実際の詐欺電話・音声を公開中です。

　音声を確認して、詐欺の手口を知りましょう。

　→ 【愛媛県警察公式YouTube　総務省を名乗る自動音声の詐欺電話】

　　https://www.youtube.com/watch?v=c5aHFMBAMcE&list=PLYpadMja0OeG6agEMdbdA8VMa0W78_NdY&index=5

※特殊詐欺の予兆電話は、県内全域でかかる可能性があるため、全域に情報発信しています。