[愛媛県警察　安全・安心メールマガジン] 防災・防犯 (No.2333748)

令和７年３月３日、新居浜署管内で、キャッシュカードをだまし取られる、預貯金詐欺の被害を認知しました。



【事案の概要】

　令和７年２月１９日、新居浜市に住む９０歳代女性方の固定電話に、警察官を名乗る男から、「あなたの口座のお金が勝手に引き落としされています。」などと電話があり、これを信用した女性は、所有している口座のことを答えたところ、「金融機関から電話がかかってくるので、電話に出てください。」と言われ、電話を切りました。

　その後、女性方の固定電話に、金融機関職員を名乗る男から、「お金を取り返さないといけないので、キャッシュカードを確認させてください。」「他の職員が家まで取りに行くので、住所を教えてください。」などと言われたため、同人から聞かれた住所や暗証番号等の質問に全て答え、通話を続けていたところに、スーツ姿の男が訪ねてきたため、金融機関の職員と信じ込んだ女性は、同男にキャッシュカード２枚を渡し、だまし取られました。



【被害に遭わないためのポイント！】

〇金融機関、警察、検察などの職員をかたる詐欺が増加しています。

〇電話で口座番号や暗証番号を聞き出してくる場合は詐欺を疑い、一旦電話を切って、相手が名乗った部署を自分で調べて確認の電話をするなどの対応をしてください。

〇特殊詐欺の被害に遭わないため、ＮＴＴ西日本が７０歳以上の契約者又は７０歳以上の方と同居している契約者を対象に、ナンバー・ディスプレイ及びナンバー・リクエストを無料で利用できるサービスを行っています。

　→https://www.ntt-west.co.jp/product/sagitaisaku/#js-result1

　

※預貯金詐欺の被害は、県内各地で発生する可能性があるため、県内全域に発信しています。