[愛媛県警察　安全・安心メールマガジン] 防災・防犯 (No.2313169)

令和７年１月２８日、県内において、警察官をかたるオレオレ詐欺の予兆電話を認知しました。



【予兆電話の概要等】

　令和７年１月２８日午前１０時４５分頃、西予市在住の３０歳代女性の携帯電話に、警視庁の警察官をかたる男から、「詐欺グループのメンバーを逮捕して取り調べていたところ、あなたの口座が犯罪に使われている疑いがあります。」などと電話があり、女性の職歴や預金残高などを聞かれました。

　その後、「このまま佐賀県警の方につなぎます。」と言われ、佐賀県警の警察官をかたる女から、同じように個人情報を聞かれた後、「上司に代わる。」と言われ、刑事を名乗る男に電話が代わり、「あなたが犯罪に関わっていないという証明をするので、一時的に５０万円を振り込んでもらえませんか。手続が済めば、本日の１７時までには返金します。」などと言われましたが、女性が近くの交番の警察官に相談したため、被害には遭っていません。



【被害に遭わないためのポイント】

〇警察官が調査や口座凍結回避の名目で現金の振込みや送付を要求することはありません。

〇電話で警察官を名乗っていても、お金の話になれば、詐欺を疑い、担当者の所属や名前を確認する、一旦切って相手が名乗った警察署にかけ直して確認するなどの対応をしましょう。

〇電話の相手が誰であっても、電話でお金の話になれば、一旦、電話を切り、家族や知人、警察に相談しましょう。



※特殊詐欺被害アラート発令中！

　【１月２２日（水）?１月２９日（水）】

※愛媛県警察公式ＹｏｕＴｕｂｅチャンネルで、愛媛県内に居住する方にかかってきた、実際の詐欺電話・音声を公開中です。

　音声を確認して、詐欺の手口を知りましょう。

　→ 【愛媛県警察公式ＹｏｕＴｕｂｅ　警察官を名乗るオレオレ詐欺の詐欺電話　実際の会話】

　　　https://www.youtube.com/watch?v=P6M17BZ3xtY&list=PLYpadMja0OeG6agEMdbdA8VMa0W78_NdY&index=6

※特殊詐欺の予兆電話は、県内全域でかかる可能性があるため、全域に情報発信しています。