[愛媛県警察　安全・安心メールマガジン] 防災・防犯 (No.2299289)

令和６年１２月２９日、県内において携帯電話へのオレオレ詐欺の予兆電話を認知しました。



【予兆電話の内容等】

令和６年１２月２９日正午頃、八幡浜市在住の６０歳代男性の携帯電話に、「＋（プラス）」から始まる電話番号から、「警視庁捜査二課です。」などと、男の声で電話がありましたが、すぐに電話が切れたことで被害には遭っていません。



※この電話は、相手の電話番号の末尾が、全国の警察機関で使われている「１１０」でした。

※この種類の予兆電話は、警察官や検察官をかたる犯人から、「詐欺グループの拠点を家宅捜索したところ、あなた名義のカードが見つかった。」「あなたに共犯の疑いがかかっている。」などと言われ、「資金調査をする必要がある。」「守秘義務があるため、このことは誰にも言ってはいけない。」などとお金の振込みを要求されたり、インターネットバンキングの開設を求められたりするオレオレ詐欺に発展します。



【被害に遭わないためのポイント】

〇　「＋（プラス）」や「０１０」から始まる電話番号は、国際電話番号です。海外に知り合いがいる等でなければ、出ない、かけなおさないようにしましょう。

〇　全国の警察機関で使われている末尾が「１１０」の電話番号からの警察官をかたるオレオレ詐欺の電話が増加しています。

　　犯人は、警察からの電話だと信用させるため、末尾が「１１０」の電話番号を使って電話をかけてきているので、注意してください。

〇　警察官や検察官が調査や口座凍結回避の名目で現金の振込みなどを要求することはありません。

〇　電話でクレジットカードやキャッシュカードの情報を聞かれても答えないようにしましょう。

〇　犯人は「この話は誰にも言ってはいけない。」などと言ってきますが、お金の話は必ず誰かに相談しましょう。





※特殊詐欺被害アラート発令中！

　【１２月２３日（月）?１２月３０日（月）】

※愛媛県警察公式YouTubeチャンネルで、愛媛県内に居住する方にかかってきた、実際の詐欺電話・音声を公開中です。

　音声を確認して、詐欺のだまし言葉などを知っておきましょう。

　→【愛媛県警察公式YouTubeチャンネル「総務省の自動音声から始まるオレオレ詐欺の電話　実際の会話」】

　　 https://www.youtube.com/watch?v=z15PMKEAdsc&list=PLYpadMja0OeG6agEMdbdA8VMa0W78_NdY&index=7



※特殊詐欺の予兆電話は、県内全域でかかる可能性があるため、全域に情報発信しています。