[愛媛県警察　安全・安心メールマガジン] 防災・防犯 (No.2295565)

令和６年１２月１９日と２０日に、特殊詐欺の予兆電話を複数認知したため、特殊詐欺被害アラートを発令しました。

発令期間は、令和６年１２月２３日（月）から１２月３０日（月）までの間です。

愛媛県内に特殊詐欺の電話が多くかかっていますので、いつも以上に警戒をお願いします。



【予兆電話のあった日・件数と地域】

〇　１２月１９日（木）【２２件】：西条市（西条署管内）、伊予市、伊予郡松前町、大洲市、西予市

〇　１２月２０日（金）【２４件】：西条市（西条署管内）、松山市（松山南署管内）、伊予市、伊予郡松前町、大洲市



【予兆電話の特徴等】

　今回、認知している予兆電話は、ＮＴＴ等の通信事業者をかたる自動音声ガイダンスから始まり、「電話が使えなくなる。」などと不安にさせた後、警察等の公的機関をかたる犯人が登場し、「東京であなた名義の携帯電話が契約され、暴力団に悪用されている。」「詐欺事件の容疑者としてあなたを捜査している。」「あなたの逮捕状が出ました。」などと不安にさせてだまし、「信用するために保証金を振り込んでもらう必要がある。」などと様々な理由で金銭を要求されるオレオレ詐欺に発展します。

　中には、インターネットバンキングの開設及び?Ｄやパスワードの教示を求められ、口座のお金を根こそぎとられる可能性や現金の送付を求められだましとられる事案も確認しています。

　

【被害に遭わないためのポイント！】

〇　キャッシュカードの暗証番号やインターネットバンキングのパスワード等を他人に教えないようにしましょう。

〇　電話で警察官や検察官を名乗っていても、お金の話になれば、詐欺を疑い地元の警察署へ相談してください。

〇　犯人は「この話は絶対、誰にも言ってはいけない。」などと言ってきますが、それでもお金の話は、必ず誰かに相談しましょう。

〇　「現金を宅配便で送って。」という言葉は詐欺です。

〇　携帯電話で通話をしながらＡＴＭを操作している人を見かけた時は、勇気を持った声掛けと警察への通報をお願いします。



【特殊詐欺被害アラートとは】

１週間のうちに、特殊詐欺の予兆電話を１日に２件以上認知した日が２日以上あった時に、注意喚起のために発令するものです。



※愛媛県警察公式ＹｏｕＴｕｂｅチャンネルで、愛媛県内に居住する方にかかってきた、実際の詐欺電話・音声を公開中です。

　音声を確認して、詐欺の手口を知りましょう。

　→ 【愛媛県警察公式ＹｏｕＴｕｂｅ　詐欺電話再生リスト】

　　　https://www.youtube.com/playlist?list=PLYpadMja0OeG6agEMdbdA8VMa0W78_NdY

※特殊詐欺被害アラートの情報は、県内全域に発信しています。