[愛媛県警察　安全・安心メールマガジン] 防災・防犯 (No.2292937)

令和６年１２月１８日、新居浜市においてオレオレ詐欺の予兆電話を３件認知しました。



【予兆電話の内容等】

１　令和６年１２月１８日午前９時３０分頃、新居浜市在住の７０歳代男性方の固定電話に、ＮＴＴドコモ社員を名乗る男から、「あなた名義の携帯番号が犯罪に使われました。電話を警察官に代わります。」などと電話があり、警視庁警察官を名乗る男に電話が代わり、「愛媛の暴力団員を捕まえている。その人物があなたに４００万円を渡したと話している。」などと言われましたが、男性が不審に思って電話を切ったことで、被害には遭っていません。

２　同日午前１０時３５分頃、新居浜市在住の８０歳代女性方の固定電話に、ＮＴＴドコモ社員を名乗る者から、「あなたの契約している携帯電話の番号を暴力団が使用しています。」などと電話がありましたが、女性が警察に相談したことで、被害には遭っていません。

３　同日午前、新居浜市在住の８０歳代女性方の固定電話に、「ＮＴＴドコモです。携帯が使えなくなります。詳しく知りたい方は１番を押してください。」などと自動音声ガイダンスの電話がありましたが、女性は固定電話を留守番設定にしており、電話に出なかったことで被害には遭っていません。

※これらの予兆電話は、その後、警察官や検察官をかたる犯人に電話がつながり、「あなた名義で契約された携帯電話が暴力団犯罪に使われている。」「資金調査をする必要がある。」「守秘義務があるため、このことは誰にも言ってはいけない。」などと言われ、お金の振込みを要求されたり、インターネットバンキングの開設を求められたりするオレオレ詐欺に発展します。



【被害に遭わないためのポイント】

〇相手が通信事業者や官公庁の職員を名乗っていても、電話で個人情報を教えてはいけません。

〇固定電話は、在宅時でも常に留守番電話に設定しておくことで、詐欺電話や迷惑電話を防ぐことができます。

〇防犯機能付き電話機の導入を検討し、犯人と直接話さないようにしましょう。

〇相手が誰であっても、電話でお金の話になれば、一旦、電話を切り、家族や知人、警察に相談しましょう。



※特殊詐欺被害アラート発令中！

　【１２月１１日（水）?１２月１８日（水）】

※愛媛県警察公式ＹｏｕＴｕｂｅチャンネルで、愛媛県内に居住する方にかかってきた、実際の詐欺電話・音声を公開中です。

　音声を確認して、詐欺の手口を知りましょう。

　→ 【愛媛県警察公式ＹｏｕＴｕｂｅ　詐欺電話再生リスト】

　　　https://www.youtube.com/playlist?list=PLYpadMja0OeG6agEMdbdA8VMa0W78_NdY

※特殊詐欺の予兆電話はどの地域でもかってくる可能性があるため、県内全域に情報発信しています。