[愛媛県警察　安全・安心メールマガジン] 防災・防犯 (No.2257298)

令和６年１０月１７日、松山市において特殊詐欺（オレオレ詐欺、還付金詐欺）の予兆電話を認知しました。



【予兆電話の内容等】

１　オレオレ詐欺の予兆電話

　　令和６年１０月１７日午後１時頃、松山市（松山南署管内）在住の７０歳代女性方の固定電話に、「総務省です。１を押してください。」などと自動音声ガイダンスの電話があり、女性がガイダンスに従って１を押したところ、男に代わり、「東京都の携帯電話販売店で携帯電話を契約していないか。契約していないのであれば、管轄警察署の警察官に電話を代わる。」などと言われ、警察官を名乗る男に電話を代わり、「契約した覚えがないなら、被害届を出さないといけない。手続をしなかったら、今後も同じように携帯を契約される。今から私の電話番号を教えるので、電話をかけてきてほしい。」などと言われましたが、女性が娘に相談し、電話を切ったことで被害には遭っていません。



２　還付金詐欺の予兆電話

　　同日午後２時２０分頃、松山市（松山西署管内）在住の６０歳代女性方の固定電話に、市役所保険課を名乗る男から、「保険料の払戻金があります。４月に封筒を送っていたのですが、届いていませんか。」「３万６，０００円も多く保険料をもらい過ぎていました。払戻金の受取申請期限は９月末でしたが、申請されていない方が多くいますので、こうして電話をしています。払戻手続は、金融機関の口座を使用されますか。」「金融機関から電話してもらいますので、そのまま家でお待ちください。」などと電話がありましたが、女性が夫に相談したことで被害には遭っていません。

　

【被害に遭わないためのポイント】

〇公的機関や金融機関の職員を名乗っていても、信用せず、所属や連絡先を確認してください。

〇固定電話は、在宅時でも常に留守番電話に設定しておくことで、詐欺電話や迷惑電話を防ぐことができます。

〇携帯電話で通話しながらＡＴＭを操作している人を見かけたら、勇気ある声掛けをお願いします。

〇相手が誰であっても、電話でお金の話になれば、一旦、電話を切り、家族や知人、警察に相談しましょう。



※特殊詐欺被害アラート発令中【１０月１６日（水）?１０月２３日（水）】

※特殊詐欺の予兆電話は、県内全域でかかる可能性があるため、全域に情報発信しています。