奈良県で配信されている安全・安心メールマガジン

4月25日15時10分
天理市役所からのお知らせです。
　4月20日から21日にかけて、警察官を騙り現金を騙し取られる事件が発生しています。その手口は、被害者の自宅電話に奈良県警察官を騙り「暴力団を〇名捕まえて捜査しているが、その押収したリストに家族の名前が載っていた。口座にある現金が引き出されるかもしれないので、お金を早くおろしたほうがいい。」と電話があった。その後金融機関職員を名乗る男からも「早くお金を引き出したほうがいい」と同様の電話がかかってきたことから、被害者は言われるがままに現金を引き出し、帰宅したところ、警察官を名乗る男から「引き出したお金に偽札が混じっている可能性があるので鑑定する。部下に取りに行かせるので渡してほしい」と電話がかかり、その後、被害者宅へ来た男に現金約400万円を渡している。
　その翌21日にも警察官を名乗る男から電話があり、「別口座の現金も引き出したほうがいい」と言われ、指示どおり現金約700万円を引き出し、20日と同様被害者宅に来た男に現金を手渡しているものです。
　警察官が電話で個人の保有する口座を聞いたり、自宅まで現金やキャッシュカードを取りに行くことは絶対にありません。この他にも「カバンを盗まれてお金が必要」「不倫相手を妊娠させてお金が必要」、市役所職員を名乗って「医療費の還付金がある」などの不審電話が相次いでいます。
　電話口でお金の話をするようであれば、一旦電話を切って、家族や知人、警察に相談してください。
　電話口　お金の話　それは詐欺