[宝塚市「安心メール」] 防災・防犯 (No.27933)

兵庫県では、新型インフルエンザの感染の恐れがほぼなくなったことから、「新型インフルエンザひょうご安心宣言」を行い、力を合わせて元気なひょうごの回復に努める。今後は、引き続き、医療体制を堅持する一方で、今回の経験と教訓を踏まえ、秋以降に危惧される第２波に備え、第三者委員会を設置して検証するとともに、発症状況を早期に探知するサーベイランスシステムを新たに構築して安心確保に万全を期す。
（１）現在の状況
５月２７日以降で新規の感染者は、高校生とその家族だけで、その感染経路もほぼ特定されている。
高校生関係者以外の患者は、５月２６日に感染が確認された１名の会社員も含めすべて完治している。
症状についても発生初期を除き、有症期間は３日〜４日程度と早期に軽度のまま回復している。しかも、基本的には、季節性インフルエンザの症状に類似しているとされ、基礎疾患を有する者以外は特別な対応を必要とされていない。
今後、散発的な発生の可能性は十分留意しなければならないが、流行を引き起こすような集団的な発生の蓋然性は低い。
散発的な発生については、サーベイランスシステムの中で、早期に探知できる恒常的なシステムで対応する。
（２）更なる安心の確保
医療体制を堅持、患者拡大防止を図る。　
発症状況を早期に探知するサーベイランスシステムを確立する。
諸課題を検証する第三者委員会を設置する。
次なる流行に備え、新型インフルエンザ対策の共同研究を行う。
社会、経済活動の早期回復を図る。
※上記各項目の詳細な内容は、県ホームページまたはひょうご防災ネット（兵庫県災害対策センター）の【お知らせ】に掲載していますので、そちらをご覧ください。
ひょうご防災ネット　http://bosai.net/hyogo/