[ひょうご防災ネット] 防災・防犯 (No.1741362)

６月１５日は年金支給日です。
　現在、尼崎市内において、市役所職員をかたり、「医療費の還付金がある」と偽って、高齢者をＡＴＭに誘導し、現金を振り込ませる還付金詐欺被害や予兆電話（アポ電）が多発しています。
　ＡＴＭを操作してお金が返ってくることはありません。
　市役所から「還付金がある」と自宅に電話をかけることもありません。
　還付金詐欺等の特殊詐欺被害を防止するには、「犯人からの電話」に出ないことが効果的です。
　高齢者のお宅を訪問した際には、固定電話機の防犯対策として、留守番電話設定や防犯機能の設定をお願いします。
　また、還付金詐欺は、携帯電話で話をしながらＡＴＭを操作させる手口ですので、電話をしながら、ＡＴＭを操作している方を見かけたら、まずは操作を中断してもらい、「ＡＴＭで還付金を受け取ることはできない」ことの声がけと１１０番通報をお願いします。

　その他の手口としましては、パソコンのウイルス除去費用を名目とした架空料金請求詐欺も多発しております。
　パソコンでインターネットを閲覧中、警告音とともに「ウイルスに感染しました」等と画面に表示させ、画面に記載の電話番号に連絡すると、気付かないうちにパソコンを遠隔操作するソフトをインストールさせられるなどし、「サポート費用が必要」「コンビニで電子マネーを買って支払って」など要求されるものです。
　画面警告が表示されても慌てずにブラウザを閉じるか、パソコンの電源を切るなどし、画面に表示の電話番号には連絡しないでください。
　コンビニで電子マネーを買って番号を教えては詐欺です。

尼崎市