[ひょうご防災ネット] 防災・防犯 (No.1648016)

　緊急事態宣言が９月30日をもって解除され、豊岡健康福祉事務所管内でも11月６日以降、新規陽性者は判明していませんが、これまでの「デルタ株」よりも感染力の強いとされる「オミクロン株」への警戒が必要です。
　「オミクロン株」の陽性者は、これまで、空港の検疫所や濃厚接触者に限られていましたが、先週から全国各地で市中感染が疑われるケースが報告されていることから、現在主流の「デルタ株」から置き換わるのも時間の問題とされています。
　年末年始にかけて、帰省や忘年会、新年会など、多くの人が集まり、飲食を共にする機会が増えます。
　これに伴い、市内では収まっている感染状況が、年末年始にかけて急激に悪化するのではないかと懸念されています。
　昨年も、豊岡市内では12月末までは、累計でわずか３名の陽性者の確認に留まっていましたが、１月には44名、２月には31名が確認されるなど、年末年始の休み明けに感染が急拡大しました。
　同居家族以外と集まる時には、十分な換気をする、三密を避ける、会話をする時はマスクを着用する、などの基本的な感染症対策を引き続きお願いします。
　また、飲食を伴う場合は、２時間程度以内とする、大声での会話は控える、取り箸を使う、お酒を注ぎに回らないなどの配慮をお願いします。

豊岡市