[メールねやがわ(安心・安全メール一斉配信サービス)] 防災・防犯 (No.1366689)

３年生保護者　様
寝屋川市立第九中学校
校長 　草野　保幸

修学旅行の実施内容の変更について

　残暑の候、保護者の皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。平素より本校教育活動にご理解、ご支援を賜り誠にありがとうございます。
　さて、標記につきまして、新型コロナウイルス感染症の蔓延が拡大傾向にあるという懸念から、修学旅行の実施の可否や、宿泊形態を見直した修学旅行について継続的に検討してまいりました。現在では、全国規模、大阪府下、共に陽性者が大きく増加し、陽性率も日に日に悪化してきています。また、寝屋川市内においても連日のように複数の陽性者の報告が行われ、当分の間、事態の収束は期待できそうにない状況です。
　このような状況下で、予定通り、宿泊を伴う修学旅行を実施すれば、十分な安全性は保たれないと判断いたします。また、本校で罹患者が出ることで修学旅行が急遽中止になった場合、その罹患者が受ける精神的負担を想像すると、修学旅行を当初の計画通りに実施することの危険性が非常に大きいということに気づかされます。
　これまで楽しみにしてきた生徒達の落胆の様子が思い浮かび、誠に心苦しく、痛恨の念は否めないのですが、ここで、宿泊を伴う修学旅行については断念せざるを得ません。
　今後は、中学校生活３年間の楽しい思い出として残るような「近隣方面への日帰りの修学旅行」に切り替えて、鋭意取り組んでまいります。現在は未だ、具体的な行き先や実施日時などについては決定しておりませんので決定次第、詳細をお知らせいたします。
　今回の修学旅行の実施内容の変更は、感染症予防を重視した措置であり、修学旅行がどの生徒の心にも楽しい思い出として刻まれるための教育的配慮を踏まえた対応として、これまで熟考を重ねてきた末のやむを得ない苦渋の選択であるということを、何卒ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。