京都府で配信されている安全・安心メールマガジン

大雨と突風及び落雷に関する京都府気象情報　第11号
2018年07月07日07時25分
京都地方気象台発表

（見出し）
京都府南部に大雨特別警報を発表しました。京都府では、これまでに経験したことのないような大雨となっています。引き続き、土砂災害、浸水害、河川の増水や氾濫に最大級の警戒をしてください。
（本文）
　６時４５分に大雨特別警報を京都府南部に発表しました。京都府北部の大
雨特別警報は継続中です。京都府では、これまでに経験したことのないよう
な大雨となっています。
　京都府では、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の非常に
不安定な状態が続いています。
　降り始めからの総降水量が４００ミリを超え、平年の月降水量の２倍を超
える観測点があるなど、記録的な大雨となっており、土砂災害や浸水害、河
川の増水や氾濫の危険度の高い状態が続いています。
　前線が西日本に停滞するため、京都府では８日にかけて大雨が続く見込み
です。
　７日０７時００分現在、京都府では土砂災害警戒情報を発表している市町
村があります。

［雨の実況］
　南丹・京丹波を中心に非常に激しい雨が降っています。
　降り始めの７月５日００時から７日０７時までの総降水量（アメダス速報
値）は、主な所で、
　福知山市坂浦　　４６６．０ミリ
　京都市京北　　　４２７．５ミリ
　宮津　　　　　　３９９．５ミリ
　舞鶴　　　　　　３８７．０ミリ
　長岡京　　　　　３６１．５ミリ
　福知山市荒河　　３５５．０ミリ
　京丹後市峰山　　３２３．０ミリ
　綾部市上野町　　３１９．５ミリ

［雨の予想］　
　京都府では７日夜遅くにかけて局地的に雷を伴い非常に激しい雨が降る見
込みです。　
　７日に予想される１時間降水量は、多い所で、
　　北部　６０ミリ
　　南部　５０ミリ
　８日に予想される１時間降水量は、多い所で、
　　北部　３０ミリ
　　南部　３０ミリ
　８日０６時までに予想される２４時間降水量は、多い所で、
　　北部　２００ミリ
　　南部　１５０ミリ
　９日０６時までに予想される２４時間降水量は、多い所で、
　　北部　５０から１００ミリ
　　南部　　およそ　５０ミリ
　
［防災事項］
　土砂災害、浸水害、河川の増水や氾濫に最大級の警戒をしてください。
　竜巻などの激しい突風や落雷にも注意してください。発達した積乱雲の近
づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてくださ
い。
　特に、平成３０年６月１８日の大阪府北部の地震による被災地では、瓦・
看板・ガラス・瓦礫の落下や屋根のシートが飛ばされるなどのおそれがあり
ます。災害復旧活動には十分注意してください。

［お知らせ］
　平成３０年６月１８日の大阪府北部の地震に伴い、揺れの大きかった京都
市、亀岡市、長岡京市、八幡市、大山崎町の大雨警報・注意報、久御山町の
大雨注意報は、通常基準より引き下げた運用となっています。

［補足事項］
　今後、気象台の発表する特別警報、警報、注意報、竜巻注意情報、気象情
報などに留意してください。
　次号は、７日１１時頃に発表する予定です。

配信情報の変更・停止には、anzen@k-anshin.pref.kyoto.jp に空メールを送信し、手続きを行ってください。