[しらしが（しらせる滋賀情報サービス）] 防災・防犯 (No.1646953)

　餅による窒息事故が毎年起きています。事故発生月は餅を食べる機会が多い1月、特に正月三が日に死亡事故が多いことがわかっています。

　高齢になると、歯の機能が衰え、噛む力も弱くなったり、唾液の量が少なくなって食べた物がスムーズに飲み込みにくくなるなど、口内や喉の機能に変化が生じ、窒息のリスクが高くなっていきます。

　お正月に食べる雑煮等の餅は、久しぶりに食べる場合が多く、食べ慣れていないので注意が必要です。
　以下の点に注意して餅による窒息事故を防止しましょう。

〇餅は、小さく切り、食べやすい大きさにしてください。
〇お茶や汁物などを飲み、喉を潤してから食べましょう。
〇ゆっくりとよく噛んでから飲み込むようにしましょう。
〇高齢者が餅を食べる際は、周りの方も食事の様子に注意を払い、見守りましょう。

　万が一事故が起きてしまったときは、救急へ通報（１１９番）を行い、速やかに応急手当を行ってください。

（参考：公益社団法人日本医師会「救急蘇生法」）
https://www.med.or.jp/99/kido.html

　お問い合わせは滋賀県消費生活センター？0749-23-0999へ。