愛知県で配信されている安全・安心メールマガジン

　新型コロナウイルスの感染拡大、まだまだ全国では勢いが止まりません。一宮市内、新しい感染者の数は減少傾向ですが、油断は禁物です。全国の緊急事態宣言は5月6日までですが、本日、一宮市は5月末まで市内の公共施設等の閉館や休業などを決めて、発表しました。既に小中学校は5月末までの休校が決まっています。児童や生徒の皆さんがガマンしている今、おとなの皆さまも「外出自粛」など感染拡大防止へのご協力をお願いいたします。

　先月下旬は、多くの市民の皆さまから、マスクや医療関連器具等のご寄付を頂きました。とてもありがたいことで、行政の手が行き届いてない所への支援に、あらためて感謝を申し上げます。緊急事態の下でも、市民の安心・安全のために医療や福祉、また日々の生活のライフラインを支えるためにスーパーやドラッグストアの小売店など、多くの皆さまが日夜がんばっていらっしゃいます。皆さまのご苦労やご尽力に思いをめぐらせて感謝しながら、オール一宮市でこの緊急事態を乗り越えたい、と考えております。

　特に、感染症対策の最前線、医療の現場では、見えない敵との戦いで、過酷な日々が続いています。一宮市立市民病院の隣にある県立一宮商業高校のグラウンドに書かれた「ありがとう」の文字がインターネットSNSでも話題になっていました。こんな時ですから、いろんな機会を見つけて「ありがとう」と言葉に出せる、感謝の気持ちを多くの人が相手に表す、そんな一宮市であって欲しいと思います。安倍総理も「持久戦」という言葉を出されていました。戦いが長くなっても、心がすさむことのないよう、これからも市民の皆さまとともに頑張ってまいります。

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令和2年5月1日
一宮市長　中野　正康

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