[eマガふくい（福井県メールマガジン）] 防災・防犯 (No.1083589)

　　　　　　　　　　　　交通安全メールマガジン４月号
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平成31年4月5日
　新年度がスタートしました。先日の降雪には少し驚きましたが、順々に暖かい日も増え、春の訪れを感じる日も多くなるのではないでしょうか。
　これから入学シーズンになると、新１年生が登下校を始めます。警察庁の交通事故統計（過去５年間の合計）によると、歩行中の小学生の死者数で最も多いのは小学１年生の７，４６１人で学年が進むにつれて減少し、最も少ないのは小学６年生の２，０８５人となっています。これは様々な要因があると思いますが、一つは小学１年生になると行動範囲が広がり、下校時に道草したりして子どもだけで行動することが増えるなど、小学１年生は「１人歩きデビュー」の時期であることが考えられます。
　小学１年生が安全に道路を歩けるようになるためには、家庭でも交通安全教育を十分に行うことが重要です。道路を渡る前には「必ず立ち止まる」「右左をよく見る」「車が止まっているのを確認する」といったことを教えるとともに、通学路や公園など子どもの行動範囲を一緒に歩きながら、繰り返し交通ルールや安全な歩き方を身に付けさせましょう。
　また、自動車を運転中に路上で子どもを見かけたときは、子どもは自動車には気付いていないものと考えて、速度を落としたり、子どもから間隔を空けたり、一時停止したりするなどの配慮をしましょう。思いやりの気持ちを持って、子どもたちの安全な歩行をサポートすることも事故を防止するうえで大切です。

○福井県の交通事故発生状況（概算）
　３月末　交通人身事故 　２８４件　（前年比　−１０８件）
　　　　　死者　　　　　　 １０人　（前年比　　　＋１人）
　　　　　負傷者　　 　　３２４人　（前年比　−１２４人）
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