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高波と雷及び突風に関する神奈川県気象情報

平成28年12月26日 16時55分横浜地方気象台発表

神奈川県では、発達する低気圧や前線の影響で２７日朝から昼前にかけて高波に警戒してください。また、２７日明け方から昼前にかけて落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。

［気象状況と予想］
　前線を伴った低気圧が九州の西海上にあって、東北東に進んでいます。こ
の低気圧は２７日朝には三陸沖に進み、昼前にかけて寒冷前線が神奈川県を
通過する見込みです。
　低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が
非常に不安定となり、雷雲が発生する所があるでしょう。

［防災事項］
＜高波・強風＞
　発達した低気圧や前線の影響で、海上では南よりの風が非常に強く吹き、
次第に波が高くなるでしょう。
　２７日に予想される波の高さは、
　　東京湾（横浜・川崎）　２．０メートル　
　　東京湾（三浦半島）　　３．０メートル
　　相模湾　　　　　　　　３．０メートル
の見込みです。
　船舶や海岸施設では、高波に警戒・注意してください。
　２７日に予想される最大風速（最大瞬間風速）は、
　　陸上　１５メートル（３０メートル）
　　海上　２０メートル（３０メートル）　　
の見込みです。
　交通機関や海岸施設では強風に注意してください。
　２７日昼過ぎからは北の風に変わりやや強く吹く見込みです。

＜雷・突風＞
　神奈川県では、２７日明け方から昼前にかけて、落雷や竜巻などの激しい
突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建
物内に移動するなど安全確保に努めてください。降ひょうのおそれもありま
すので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
　　
［補足事項］
　今後、気象台が発表する警報、注意報、気象情報、竜巻注意情報に留意し
てください。次の「高波と雷及び突風に関する神奈川県気象情報」は、２７
日０６時頃に発表する予定です。



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