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大雨と雷及び突風に関する神奈川県気象情報

令和元年08月28日 17時38分横浜地方気象台発表

神奈川県では、２９日明け方まで大気の非常に不安定な状態が続く見込みです。土砂災害、河川の増水、低い土地の浸水、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、強風、高波に注意してください。

［気象状況と予想］
　低気圧が、発達しながら日本海を北東に進んでいます。低気圧からのびる前線が、対馬海峡を通って華中にのびており、前線は２９日朝には東日本まで南下する見込みです。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでおり、神奈川県では、大気の状態が非常に不安定となっています。この状態は２９日明け方にかけて続く見込みです。このため、雷を伴って１時間に３０ミリの激しい雨の降る所があるでしょう。

［雨の実況］
　降り始めの８月２７日１８時から２８日１７時までの総雨量（アメダス速報値）は、
　箱根　　　　　　　　２１４．５ミリ
　小田原　　　　　　　　５７．０ミリ
　平塚　　　　　　　　　４８．５ミリ
　藤沢市辻堂　　　　　　３４．０ミリ
　山北町丹沢湖　　　　　３２．５ミリ
　となっています。

［防災事項］
＜大雨・雷・突風＞
　神奈川県では、２９日明け方にかけて、土砂災害、河川の増水、低い土地の浸水、落雷、竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。
　また、降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。

＜強風・高波＞
　神奈川県では気圧の傾きが急となっているため、海上を中心に南西の強風が吹き、海は波がやや高い状態となっています。２９日にかけて強風、高波に注意してください。

［量的予想］
＜雨の予想＞
　神奈川県では、２９日明け方にかけて、雷を伴って１時間に３０ミリの激しい雨の降る所があるでしょう。
　２８日１８時から２９日１８時までに予想される２４時間雨量は、いずれも多い所で、
　東部　　３０ミリ
　西部　　６０ミリ

＜風の予想＞
２８日から２９日にかけて予想される最大風速（最大瞬間風速）は、
　陸上　１３メートル（２５メートル）
　海上　１５メートル（２５メートル）

＜波の予想＞
２８日から２９日にかけて予想される波の高さは、
　東京湾（横浜・川崎）　１．５メートル
　東京湾（三浦半島）　　　　２メートル
　相模湾　　　　　　　　　　２メートル

［補足事項］
　今後、発表する注意報、竜巻注意情報等に留意してください。
　これで「大雨と雷及び突風に関する神奈川県気象情報」は終了します。



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