[ふじさわメールマガジン配信サービス] 防災・防犯 (No.1115779)

大雨と高波及び突風に関する神奈川県気象情報

令和元年06月15日 05時49分横浜地方気象台発表

神奈川県では、１５日昼過ぎから夜のはじめ頃にかけて雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる見込みです。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。また、三浦半島の東京湾側では高波に警戒してください。

［気象状況と予想］
　九州の南海上には前線を伴った発達中の低気圧があって北東に進んでいます。低気圧は今後も発達しながら、西日本を北東に進む見込みです。
　この低気圧からのびる前線が関東甲信地方を１５日に北上し、暖かく湿った空気が流れ込むため、神奈川県では大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる見込みです。

［防災事項］
＜大雨・雷・突風＞
　神奈川県では、１５日昼過ぎから夜のはじめ頃にかけて、雷を伴い１時間に４０ミリの激しい雨の降る所があるでしょう。
　１６日６時までの２４時間に予想される雨量は、多い所で
　　東部　１００ミリ
　　西部　１２０ミリ
の見込みです。
　神奈川県では、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意してください。１６日にかけて雨量が多くなるため、大雨警報（土砂災害・浸水害）を発表する可能性があります。
　また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。

＜高波・強風＞
　神奈川県では、海上を中心に次第に風が強まり、波も次第に高くなるでしょう。
　１６日にかけて予想される波の高さは、
　　相模湾　　　　　　　　　　４メートル
　　東京湾（三浦半島）　　　　４メートル
　　東京湾（横浜・川崎）　　　２メートル
の見込みです。
　１６日にかけて予想される最大風速（最大瞬間風速）は、
　　陸上　　１２メートル（２５メートル）
　　海上　　１７メートル（３０メートル）
の見込みです。
　神奈川県では、高波や強風に注意してください。船舶等の交通機関や沿岸施設に影響が出るおそれがありますので、十分注意してください。特に、三浦半島の東京湾側では、１５日夜遅くから高波に警戒してください。

［補足事項］
　今後発表する警報、注意報、気象情報、竜巻注意情報等に留意してください。
　次の「大雨と高波及び突風に関する神奈川県気象情報」は、１５日１７時頃に発表する予定です。



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