[ふじさわメールマガジン配信サービス] 防災・防犯 (No.1115564)

大雨と高波及び突風に関する神奈川県気象情報

令和元年06月14日 16時30分横浜地方気象台発表

神奈川県では、１５日朝から夕方にかけて雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる見込みです。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。また、三浦半島の東京湾側では高波に警戒してください。

［気象状況と予想］
　東シナ海には前線を伴った低気圧があって北東に進んでいます。低気圧は、発達しながら九州の南西海上に進み、１５日夜には日本海に進む見込みです。
　低気圧や前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込むため、神奈川県では大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる見込みです。

［防災事項］
＜大雨・雷・突風＞
　神奈川県では、１５日朝から夕方にかけて、雷を伴い１時間に３０から４０ミリの激しい雨の降る所があるでしょう。
　１５日１８時までの２４時間に予想される雨量は、多い所で
　　東部　　８０ミリ
　　西部　１２０ミリ
　その後、１６日１８時までの２４時間に予想される雨量は、多い所で
　　東部　およそ５０ミリ
　　西部　５０から１００ミリ
の見込みです。

　神奈川県では、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意してください。１６日にかけて雨量が多くなるため、大雨警報（土砂災害・浸水害）を発表する可能性があります。
　また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。

＜高波＞
　神奈川県の海上では、１５日は次第に波が高くなるでしょう。
　１５日にかけて予想される波の高さは、
　　相模湾　　　　　　　　　　３メートル
　　東京湾（三浦半島）　　　　３メートル
　　東京湾（横浜・川崎）　１．５メートル
の見込みで、１６日はさらに波が高くなるでしょう。
　船舶等の交通機関や沿岸施設では、高波に注意してください。特に、三浦半島の東京湾側では、１５日夜遅くから高波に警戒してください。

［補足事項］
　今後発表する警報、注意報、気象情報、竜巻注意情報等に留意してください。
　次の「大雨と高波及び突風に関する神奈川県気象情報」は、１５日６時頃に発表する予定です。



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