[小平市 防災・防災緊急メールマガジン] 防災・防犯 (No.495153)

【お知らせ】感震ブレーカーについて正しく理解しましょう。
阪神大震災や東日本大震災では、地震後の火災により多くの生命・財産が失われてしまいました。今回は、地震後の火災を防ぐための手段の一つとして有効である「感震ブレーカー」をご紹介します。

【感震ブレーカーとは】
感震ブレーカーは、設定値以上の震度の地震発生時に自動的に電気の供給を遮断するものであり、各家庭に設置することで、主に停電復旧後の通電による出火を防止することができます。

【通電火災の事例】
地震で本棚が倒れ、雑誌が電気ストーブ周辺に散乱 ? 停電した状態から通電し、電気ストーブが作動 ? 紙類に着火し、火災が発生

【メリット】
●避難所等への避難後に不在となった自宅で発生する通電火災を防止できます。
●設置後に特別な操作は必要ありません。

【デメリット】
●夜間に地震が発生した場合は照明が消えてしまうため、屋外への迅速かつ安全な避難の妨げになる場合があります。
●家庭用医療機器等に影響が出る場合があります。
●冷蔵庫が停止するため、食品の保存に影響が出る場合があります。