[府中市安全安心メール] 防災・防犯 (No.461420)

　熊本と大分を襲った大地震の発生から１ヵ月半。住宅被害は約11万棟、避難生活を余儀なくされている方々が１万人近くいらっしゃると聞きます。長期化は必至です。梅雨から真夏に向かうこれからの時期には熱中症やストレスがさらに心配です。
　府中市では、市民皆様から義援金をお受けする窓口の設置や救援物資による支援とともに、９名の職員を現地に派遣しました。建物や宅地の危険度判定、罹災証明の発行作業など資格と知識を持つ公務員でなければできない役割を果たしてきました。現地では被災された方々にとても温かく迎えられ、かえって恐縮してしまったそうです。市職員を含め、ご協力いただいた全ての皆様に感謝申しあげます。
　私たちの府中は、長年、幸いにも自然災害を受けていませんが、「他人事」ですませられません。継続的な支援を行うことはもちろんですが、改めて自らの危機管理体制を再確認する必要があります。ご家庭では、ぜひ、家具の転倒防止、３日間程度の水と食糧の備蓄をお願いします。

府中市長　高野律雄

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