[府中市安全安心メール] 防災・防犯 (No.448024)

　４月22日〜26日の期間で熊本県に派遣した２人の本市職員より現地での活動報告を受けました。支援業務は被災建築物の応急危険度判定。つまり、住居として継続使用できるかどうかを判定する専門家としての任務を遂行してきたわけです。初日と最終日は移動で一日を費やしてしまうため判定業務は正味３日。それでも１日十数キロを歩き、80棟以上を調査しました。「危険×」判定は２割強ありその被害は大変なものであると同時に、道路等に散乱する大量のごみ（粗大ごみ）が強く印象に残っていると聞きました。
　幸い余震は感じなかったそうですが３日間とも雨。宿泊や食事の環境も良くはなかったようですから疲れもあるでしょう。でも、私には２人がとても頼もしく見えましたし、本人たちも見聞きしてきた様子を府中市職員はもとより市民皆様にもお伝えし、継続的な支援や本市の災害対策に生かす意思を強く持っています。
　まもなくゴールデンウイーク。府中市内でも多くのイベントが行なわれますが、被災地の状況を忘れることなく、支援の気持ちを持ち続けましょう。

府中市長　高野律雄

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