[府中市安全安心メール] 防災・防犯 (No.356602)

　経験したことのないような大雨、重大な危険が差し迫った異常事態、直ちに命を守る行動をといった表現が使われ、北関東や東北の一部に大変な被害をもたらした先週の豪雨。その傷跡はあまりにも大きい。被災された皆様に心からお見舞い申しあげるとともに、復興への協力を惜しまないつもりです。
　さて、本市の南端を流れる多摩川も勾配が急なことなどにより古くから洪水が起こっていたようです。まさに「暴れ川」で、氾濫のたびに村が分断されたのでしょう。押立という地名は府中市と稲城市の両方にありますし、下流の布田、宇奈根、瀬田、等々力、丸子といった地名も川の両側にあります。昭和49年の狛江の堤防決壊を放映したテレビ映像は私には忘れられない記憶です。
　暑さ寒さも彼岸までといいます。日々秋の深まりを感じていくことでしょうが、まだまだ台風シーズンは続きます。本年３月に全戸配布した「府中市防災ハンドブック」には風水害に関する事項も記載してありますので、これを再読するなど、自然災害に対する危機意識を忘れないようにしましょう。

府中市長　高野律雄

------------
※利用者情報の変更・解除はコチラ
http://*****/