千葉県で配信されている安全・安心メールマガジン

　9月27日から10月26日までに、松戸保健所管内（流山市・松戸市・我孫子市）および近隣市で、麻しん（はしか）の患者さん17例の発生が報告されており、流山市でも1例が報告されています。流山市内でも引き続き感染が拡大する懸念が続いており、厳重な警戒が必要となっています。
　麻しんの主な感染経路は空気感染で感染力が非常に強く、マスクや手洗いのみでの予防はできません。特別な治療法はなく、今なお先進国であっても患者1,000人に1人の割合で死亡する可能性があるとされています。

　また、7月下旬から関東地方で風しんの患者さんが増加しており、松戸保健所管内（流山市・松戸市・我孫子市）でも風しんが流行しています。
　妊婦さんが風しんに感染すると、生まれてくる赤ちゃんに難聴、先天性心疾患、白内障などの症状（先天性風しん症候群）を発症する可能性があるため、注意が必要です。
　
　麻しんや風しんは予防接種による感染予防が有効です。定期接種は早めに確実に受け、2回接種していない方は、かかりつけ医などに相談の上、接種を検討しましょう。

　発熱や発疹など、麻しんや風しんを疑う症状が現れた場合は、必ず事前に医療機関に電話連絡でその旨を伝え、医療機関の指示に従って受診してください。また、受診時には公共交通機関等の利用を避けてください。

　また、これからの季節、いろいろなイベントも控え、外出する機会が多くなると思いますが、自覚なく麻しんや風しんに感染している可能性もあるため、体調がすぐれない場合は無理をして外出しないようにしましょう。

　市民一人ひとりの感染予防対策へのご協力をお願いします。

麻しん（はしか）にご注意ください
http://www.city.nagareyama.chiba.jp/life/1000642/1000736/1018380.html

風しんにご注意ください
http://www.city.nagareyama.chiba.jp/life/1000642/1000736/1019228.html

流山市健康増進課（保健センター）
TEL 04-7154-0331
FAX 04-7155-5949