[桐生ふれあいメール] 防災・防犯 (No.522191)

2016年09月07日11時32分
前橋地方気象台発表
府県気象情報

【平成２８年　台風第１３号に関する群馬県気象情報】
群馬県では、８日にかけて前線や台風第１３号から変わる温帯低気圧の接近に伴い再び大雨となるおそれがあります。７日朝までに降った大雨により地盤の緩んでいる所がありますので、土砂災害に警戒し、低地の浸水や河川の増水に注意してください。

［台風の現況と予想］
　台風第１３号は、７日０９時には種子島の南約１００キロにあって、１時
間におよそ３０キロの速さで東北東へ進んでいます。中心の気圧は１０００
ヘクトパスカル、最大風速は１８メートル、最大瞬間風速は２５メートルで
、中心の南東側２２０キロ以内と北西側１１０キロ以内では風速１５メート
ル以上の強い風が吹いています。
　台風から流れ込む湿った空気の影響で、本州付近に停滞する前線の活動が
活発化しています。
　台風第１３号は、今後太平洋沿岸を北東進し、７日夜には四国沖に達し、
その後８日朝までに東海道沖で温帯低気圧に変わるでしょう。
　群馬県では、前線や台風から変わる温帯低気圧の影響で、８日にかけて大
気の非常に不安定な状態が続く見込みです。

［防災事項］
　群馬県では、前線の影響で７日未明から朝にかけて大雨となりました。７
日昼過ぎにかけて小康状態となりますが、７日夕方には激しい雨が降り始め
、８日昼前から夕方にかけて１時間に５０ミリの非常に激しい雨が降る見込
みです。
　８日１２時までの２４時間の予想雨量は、多い所で１５０ミリです。
　その後、９日１２時までの２４時間の予想雨量は、多い所で５０から１０
０ミリです。
　群馬県では、これまでに降った大雨により地盤の緩んでいる所があり、８
日には再び大雨となるおそれがありますので、土砂災害に警戒し、低地の浸
水や河川の増水に注意してください。

　また、８日にかけて落雷や竜巻などの激しい突風にも注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確
保に努めてください。降ひょうも予想されますので、農作物の管理にも注意
してください。

［補足事項］
　今後、気象台が発表する、警報や注意報、気象情報、竜巻注意情報に留意
してください。
　この情報は「大雨と雷及び突風に関する群馬県気象情報」を引き継ぐもの
です。
　次の「平成２８年　台風第１３号に関する群馬県気象情報」は７日１７時
頃に発表する予定です。

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