[桐生ふれあいメール] 防災・防犯 (No.1429025)

2020年12月16日17時00分
前橋地方気象台発表
府県気象情報

【大雪に関する群馬県気象情報】
群馬県では、１７日にかけて冬型の気圧配置が続くため、北部の山地では大雪となるでしょう。利根・沼田地域の山地では、大雪による交通障害に厳重に警戒してください。また、新雪なだれの危険性が特に高まっていますので、十分注意してください。

［気象状況］
　関東甲信地方の上空約５０００メートルには氷点下３０度以下の、この時期としては強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まっています。
　利根・沼田地域の山地では、１５日は記録的な降雪となりました。
　群馬県では、１７日にかけて、北部の山地を中心に降雪量が多くなる見込みです。冬型の気圧配置は１７日午後には次第に緩み、大雪の峠は越える見込みです。

［防災事項］
　利根・沼田地域の山地では、１７日昼前にかけて、大雪による交通障害に厳重に警戒してください。今回大雪になっている地域では、新雪なだれの危険性が特に高まっていますので、十分注意してください。また、路面の凍結にも注意してください。

［雪の実況］
　１６日１６時現在の１２時間降雪量（積雪の深さ）は
　　みなかみ町藤原　３２センチ（１６３センチ）
　　みなかみ町幸知　２２センチ（　７６センチ）　
となっています（アメダス速報値）。
　また、みなかみ町藤原では１２月１５日の積雪差日合計が１１７センチとなり、１９８９年の統計開始以来の極値を更新しました。（これまでの極値は１９９１年１月６日の８７センチ）

［降雪の予想］
　１６日１８時から１７日１８時までの２４時間降雪量は、多い所で
　　北部　山地　９０センチ　　平地　５センチ
の見込みです。
　また、南部の山地でも標高およそ１０００メートル以上の地域では、大雪とはならないものの雪が降り、積雪となる所もある見込みです。
　※山地は標高５００メートル以上の地域です。

［補足事項］
　今後発表する警報や注意報、気象情報に留意してください。
　次の「大雪に関する群馬県気象情報」は、１７日６時頃に発表する予定です。

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