[情報メールおけと] 防災・防犯 (No.651115)

　北海道より特殊詐欺の情報が入りました。
　道内各地において続発しているオレオレ詐欺に関する情報提供です。
　「自分には関係ない」と思わないで、十分注意してください。
　
【概要１（函館市の事例）】
　５月１０日、被害者の息子を装った男から被害者宅に電話があり、「電車でカバンを盗まれた」、「取引の現金が入っていたのですぐに金が必要だ」などと言われ、これを信用した被害者が同日、息子の知り合いを装った者に現金１００万円を手渡し、だましとられたもの。

【概要２（江別市の事例）】
　５月１２日、被害者の長男を装った男から被害者宅に電話があり、「未公開株を買ったことがばれた。損害を穴埋めするために２５０万円が必要だ」などと言われ、これを信用した被害者が、同日、長男の友人を装った者に現金１９４万円を手渡し、だましとられたもの。

【概要３（札幌市北区の事例）】
　５月１２日、被害者の息子を装った男から被害者宅に電話があり、「株を買ったが詐欺に荷担したことになり、会社をクビになるかもしれない。３００万円払えばクビにならなくてすむ」などと言われ、これを信用した被害者が同日、息子の知人を装った者に現金３００万円を手渡し、だましとられたもの。

【ポイント】
・５月７日以降、詐欺の予兆電話が続発しています。突然の電話で「息子や孫」を名乗り、「病気（耳の裏にしこり、のどにポリープ、風邪）になった」、「携帯番号がかわった」、「トラブル（夫のいる女性を妊娠させた、会社の金をなくした）があり、お金が必要」などと言い、現金を要求する電話は「オレオレ詐欺」です。

・函館市で発生した詐欺と同様の電話が、５月１１日に札幌市近郊で連続発生しているほか、「会社の金を横領して株に手を出した。監査が入ってばれる。」というだましの文言で現金をだましとられた事案も連続発生しています。

・函館市の事例のように、これまでと比較すると少額（５０万円から１５０万円）での被害も発生しています。

・振込の指示をする場合があることから、ＡＴＭを利用する高齢者が動揺している様子を見かけた際には、積極的な声掛けをお願い致します。なお、声掛けの際は、上記の具体的な事例を教示するなど、被害者がだまされていることに気づく声掛けにご配慮願います。

★不審に思ったら、最寄の警察へ相談してください。★

担当：町民生活課住民生活係