[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.964952)

平成３０年０８月２４日１１時００分
札幌管区気象台発表

日本海側南部と太平洋側西部では、２４日夜のはじめ頃から２５日にかけて、大雨による低い土地の浸水、土砂災害、河川の増水や氾濫、うねりを伴った高波に警戒してください。

＜気象概況＞
　台風第２０号と台風第１９号は、日本海で温帯低気圧に変わる見込みです
が、２４日夕方から２５日にかけて、北海道付近に前線がかかり、暖かく湿
った空気が流れ込むため、北海道地方では大気の状態が不安定となるでしょ
う。

＜防災事項＞
　北海道地方では、２４日夜のはじめ頃から２５日にかけて、台風から変わ
る低気圧と前線の影響で雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる見込
みです。日本海側南部と太平洋側西部では、大雨による低い土地の浸水、土
砂災害、河川の増水や氾濫に警戒してください。広い範囲で大雨となるため
、他の地域も十分注意が必要です。
　また、２４日夜から２５日にかけて日本海側南部や太平洋側西部の海は、
うねりを伴って大しけとなる見込みです。高波や越波による海岸付近の施設
などへの被害に警戒してください。

＜雨の予想＞
２４日１２時から２５日１２時までの１時間雨量の最大値
　日本海側南部、太平洋側西部　　　　　　　　　５０ミリ
　日本海側北部　太平洋側東部、オホーツク海側　３０ミリ　
２４日１２時から２５日１２時までの２４時間雨量
　日本海側南部、太平洋側西部　　１５０ミリ
　太平洋側東部　　　　　　　　　１２０ミリ
　日本海側北部、オホーツク海側　　８０ミリ

２５日１２時から２６日１２時までの２４時間雨量
　北海道地方の多い所　　５０から１００ミリ

＜波の予想＞
２４日から２５日の波の高さ
　日本海側南部、太平洋側西部　６メートル　うねりを伴う
　日本海側北部　　　　　　　　４メートル　うねりを伴う
　　　　　　　　　
　今後、地元気象台や測候所の発表する防災気象情報に留意してください。

　次の北海道地方気象情報は、２４日１６時頃に発表する予定です。