[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.885256)

平成３０年０５月１８日０５時０２分
札幌管区気象台発表

太平洋側西部は１８日夕方から１９日明け方まで暴風に警戒してください。北海道地方は大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意し、峠や山間部では積雪や路面の凍結による交通障害に注意してください。

＜気象概況＞
　１８日は低気圧が日本海から発達しながら北海道へ近づき、１９日朝にか
けて北海道の南を通過するでしょう。その後、低気圧は１９日夜にかけて北
海道の南東海上へ進む見込みです。このため、北海道地方は気圧の傾きが大
きく、大気の状態が不安定となるでしょう。

＜防災事項＞
　太平洋側西部では、１８日夕方から１９日明け方にかけて東の風が非常に
強いでしょう。暴風に警戒してください。
　日本海側や太平洋側東部では、１９日にかけて東または北東の風が強く、
海上では非常に強いでしょう。また、太平洋側の海はしける見込みです。強
風や高波に十分注意してください。
　北海道地方では、太平洋側西部と日本海側南部を中心に、１８日夕方から
１９日明け方にかけて雷を伴い激しい雨の降る所がある見込みです。大雨に
よる土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。
　北海道地方では、１９日から２０日にかけて上空１５００メートル付近に
４月中旬並の寒気が入るため、オホーツク海側や太平洋側東部の標高の高い
峠や山間部を中心に、雪やみぞれが降り積雪状態となる所がある見込みです
。積雪や路面の凍結による交通障害に注意してください。

＜風の予想＞
　１９日にかけての最大風速（最大瞬間風速）
　　太平洋側西部と日本海側南部　東の風
　　　海上　２０メートル（３０メートル）
　　　陸上　１８メートル（３０メートル）

＜雨の予想＞
　１８日６時から１９日６時までの２４時間雨量
　　太平洋側西部と日本海側南部　　１００ミリ

＜波の予想＞
　１９日にかけての波の高さ
　　太平洋側西部　５メートル

　今後、地元気象台や測候所の発表する防災気象情報に留意してください。
　次の北海道地方気象情報は、１８日１６時頃に発表する予定です。