[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.817888)

平成３０年０１月２３日０５時０１分
札幌管区気象台発表

日本海側と太平洋側西部では、２３日昼前から２４日にかけて、猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風、高波に警戒してください。また、大雪による交通障害にも注意してください。

＜気象概況＞
　北海道付近は、２３日から２４日にかけて、低気圧が日本海と三陸沖を急
速に発達しながら北東に進み、北海道に接近するため、気圧の傾きが大きく
なる見込みです。また、２４日には上空に強い寒気が流入するでしょう。

＜防災事項＞
　日本海側と太平洋側西部では、２３日は低気圧の接近に伴い、急に風や降
雪が強まる見込みです。２３日昼前には南東のち西の風が雪を伴って非常に
強く暴風雪となり、海は大しけで２４日まで続くでしょう。猛ふぶきや吹き
だまりによる交通障害、暴風、高波に警戒してください。
　また、北海道地方では、２３日から２５日にかけて、広い範囲で雪を伴い
風が強く、海はしけ、局地的に大雪となるでしょう。ふぶきや吹きだまり、
大雪による交通障害、強風、高波に十分注意してください。
　なお、北海道地方では、流氷の動きに注意してください。

＜風の予想＞
２４日にかけての最大風速（最大瞬間風速）
　日本海側、太平洋側西部　南東のち西の風
　　海上２５メートル（３５メートル）
　　陸上２３メートル（３５メートル）
　太平洋側東部　北東のち北の風
　　海上２０メートル（３０メートル）
　　陸上１５メートル（３０メートル）
　オホーツク海側　東または北東の風
　　海上１８メートル（３０メートル）
　　陸上１５メートル（３０メートル）

＜波の予想＞
２４日にかけての波の高さ
　日本海側南部　　　　　　　　　　　　　　　　７メートル
　太平洋側西部　　　　　　　　　　　　　　　　６メートル
　日本海側北部、太平洋側東部、オホーツク海側　５メートル
　太平洋側とオホーツク海側ではうねりを伴う

＜雪の予想＞
　２３日６時から２４日６時
　日本海側、太平洋側西部、オホーツク海側　　４０センチ
　太平洋側東部　　　　　　　　　　　　　　　３０センチ

　低気圧の進路によっては、警戒する地域や期間が変わる可能性があります
ので、今後の地元気象台や測候所の発表する防災気象情報に留意してくださ
い。
　この情報は「暴風雪と高波に関する北海道地方情報　第２号」を引き継ぐ
ものです。

　次の北海道地方気象情報は、２３日１６時頃に発表する予定です。