[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.810420)

平成３０年０１月０９日１６時１０分
札幌管区気象台発表

日本海側と太平洋側では、９日夕方から１０日昼前にかけて、猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風、高波に警戒してください。また、大雪による交通障害に注意してください。

＜気象概況＞
　日本海の発達した低気圧が東に進み、９日夜から１０日明け方にかけて日
本海側北部を通過するでしょう。また、千島近海を北東に進む低気圧が今後
更に発達するため、１０日にかけて北海道地方は冬型の気圧配置が強まる見
込みです。

＜防災事項＞
　日本海側と太平洋側では、９日夕方から西または南西の風が急激に強まり
非常に強くなるでしょう。特に日本海側では、１０日朝にかけて低気圧周辺
で局地的に強い雪を伴って非常に強い風が吹き暴風雪となる見込みです。海
は１０日昼前にかけて大しけとなるでしょう。日本海側では猛ふぶきや吹き
だまりによる交通障害に、太平洋側も含め暴風や高波に警戒してください。
　また、日本海側を中心に大雪による交通障害に十分注意するとともに、な
だれや湿り雪による電線着雪にも注意してください。

＜風の予想＞
１０日にかけての最大風速（最大瞬間風速）
　西または南西の風、日本海側北部では　のち北の風
　日本海側
　　海上２５メートル（３５メートル）
　　陸上２３メートル（３５メートル）
　太平洋側
　　海上２５メートル（３５メートル）
　　陸上２０メートル（３５メートル）
　オホーツク海側
　　海上２０メートル（３０メートル）
　　陸上１５メートル（３０メートル）
風のピークは、９日夜遅くから１０日明け方の見込みです。

＜波の予想＞
１０日にかけての波の高さ
　太平洋側東部　　　　　　７メートル
　日本海側、太平洋側西部　６メートル
　オホーツク海側　　　　　５メートル

＜雪の予想＞
９日１８時から１０日１８時までの降雪量
　日本海側　　　５０センチ
　太平洋側西部　３０センチ

　引き続き、地元気象台や測候所の発表する防災気象情報などに留意してく
ださい。

　この情報は「暴風雪と高波に関する北海道地方気象情報　第７号」を引き
継ぐものです。

　次の北海道地方気象情報は、１０日５時頃に発表する予定です。