[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.781492)

平成２９年１１月１０日１０時５５分
札幌管区気象台発表

日本海側と太平洋側では、１１日未明から１２日にかけて、暴風や高波に警戒してください。

＜気象概況＞
　朝鮮半島付近にある低気圧が急速に発達しながら日本海を北東に進み、１
１日日中に北海道付近を通過して、１２日にはオホーツク海に達する見込み
です。このため、北海道地方は気圧の傾きが大きくなり、大気の状態が不安
定となる見込みです。

＜防災事項＞
　日本海側と太平洋側では、１１日未明から１２日にかけて、南西のち北西
の風が非常に強く吹き、海は大しけとなり海岸には高波が打ち寄せるでしょ
う。暴風や高波、沿岸施設への被害に警戒してください。
　北海道地方では１１日は落雷や突風、ひょうにも注意してください。また
、日本海側南部や太平洋側西部では、１１日は大雨による土砂災害や低い土
地の浸水にも十分注意してください。

＜風の予想＞
　１１日の最大風速（最大瞬間風速）
　　日本海側、太平洋側西部　南西のち北西の風　　
　　　海上２５メートル（３５メートル）
　　　陸上２０メートル（３５メートル）
　　太平洋側東部　南西の風　　
　　　海上２３メートル（３５メートル）
　　　陸上２０メートル（３５メートル）
　　オホーツク海側　南のち西の風
　　　海上２０メートル（３０メートル）
　　　陸上１５メートル（３０メートル）
　北海道地方は１２日にかけても非常に強い風が吹く見込みです。

＜波の予想＞
　１１日の波の高さ
　　日本海側、太平洋側西部　７メートル
　　太平洋側東部　　　　　　６メートル
　　オホーツク海側　　　　　４メートル
　日本海側では１２日も大しけが続く見込みです。

＜雨の予想＞
　１０日１２時から１１日１２時までの１時間雨量の最大値
　　日本海側南部、太平洋側西部　３０ミリ
　１０日１２時から１１日１２時までの２４時間雨量
　　日本海側南部、太平洋側西部　８０ミリ

　今後、地元気象台や測候所の発表する防災気象情報などに留意してくださ
い。

　次の北海道地方気象情報は、１０日１６時頃に発表する予定です。