[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.729622)

平成２９年０９月０２日１６時１０分
札幌管区気象台発表

台風第１５号が日本の東を北上する影響で、太平洋側とオホーツク海側では３日にかけて風が強く海はしけるでしょう。うねりを伴った高波や強風に注意してください。太平洋側東部では３日は高潮にも注意してください。

＜気象概況＞
　大型で強い台風第１５号は、２日１５時には日本の東の北緯３１度２５分
、東経１４５度１０分にあって、１時間におよそ３０キロの速さで北北東へ
進んでいます。中心の気圧は９７０ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は
３５メートル、最大瞬間風速は５０メートルで中心から半径１７０キロ以内
では風速２５メートル以上の暴風となっています。

＜防災事項＞
　台風第１５号が日本の東を北上する影響で、太平洋側とオホーツク海側で
は、３日にかけて北の風が強く海はしけるでしょう。また、太平洋側ではう
ねりを伴う見込みです。うねりを伴った高波や強風に注意してください。
　太平洋側東部では３日は高潮による低い土地の浸水にも注意してください
。

＜波の予想＞
　太平洋側の２日から３日の波の高さ
　　４メートル　うねりを伴う
　オホーツク海側の３日の波の高さ
　　４メートル

＜風の予想＞
　３日の最大風速（最大瞬間風速）
　太平洋側東部　北の風
　　海上　１８メートル（３０メートル）
　　陸上　１５メートル（３０メートル）
　オホーツク海側　北の風
　　海上　１８メートル（３０メートル）
　　陸上　１３メートル（２５メートル）

＜潮位の予想＞
　３日の最高潮位
　太平洋側東部　標高０．９メートル
　　　　　　　　（ピークは３日昼過ぎから夕方）

　引き続き、地元気象台・測候所の発表する防災気象情報に留意してくださ
い。また、台風の位置や進路については、気象庁ホームページ等の最新の台
風情報をご覧ください。

　次の北海道地方気象情報は３日５時頃に発表する予定です。