[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.590401)

平成２９年０１月２２日１６時０７分
札幌管区気象台発表

日本海側南部では、２２日夜のはじめ頃から２３日明け方にかけて猛ふぶきやふきだまりによる交通障害、暴風に警戒してください。北海道地方では、２３日にかけて大雪やふぶきによる交通障害に十分注意してください。

＜気象概況＞
　渡島半島付近に前線を伴った低気圧があって、発達しながら２３日朝にか
けて北海道付近を通過する見込みです。その後は冬型の気圧配置となるでし
ょう。

＜防災事項＞
　日本海側南部では、２２日夜のはじめ頃から２３日明け方にかけて、北西
の風が雪を伴い非常に強く吹く見込みです。猛ふぶきや吹きだまりによる交
通障害、暴風に警戒してください。
　北海道地方では、２３日にかけて、広い範囲で雪が降り、大雪となるでし
ょう。また、海上では北または北東の風が非常に強く海はしける見込みです
。大雪やふぶき、吹きだまりによる交通障害、強風、高波に十分注意すると
ともに、落雷、突風、なだれ、湿り雪による電線着雪に注意してください。
また、太平洋側東部では高潮による低い土地の浸水にも注意してください。
　なお、オホーツク海、宗谷海峡、日本海では流氷の動きに注意してくださ
い。

＜風の予想＞
２３日にかけての最大風速（最大瞬間風速）
　日本海側南部　北西の風
　　陸上２０メートル（３５メートル）
　　海上２０メートル（３０メートル）
　日本海側北部　北または北東の風　
　　陸上１８メートル（３０メートル）
　　海上２０メートル（３０メートル）
　太平洋側西部　北西の風
　　陸上１５メートル（３０メートル）
　　海上２０メートル（３０メートル）
　太平洋側東部、オホーツク海側　北または北東の風
　　陸上１６メートル（３０メートル）
　　海上１８メートル（３０メートル）

＜波の予想＞
２３日にかけての波の高さ
　日本海側南部、太平洋側西部　５メートル
　その他の海域　　　　　　　　４メートル

＜雪の予想＞
２２日１８時から２３日１８時までの降雪量
　オホーツク海側　　　　　６０センチ
　太平洋側東部　　　　　　５０センチ
　日本海側と太平洋側西部　４０センチ

＜潮位の予想＞
２３日の最高潮位
　太平洋側東部　標高１．０メートル（ピークは２３日昼過ぎ）

　今後、地元気象台や測候所が発表する防災気象情報に留意してください。

　この情報は「大雪と風雪に関する北海道地方気象情報　第３号」を引き継
ぐものです。
　次の「北海道地方気象情報」は、２３日５時頃に発表する予定です。