[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.585608)

平成２９年０１月１４日０５時０５分
札幌管区気象台発表

北海道の上空に強い寒気が入っており、１５日から１６日にかけては冬型の気圧配置が強まるため、オホーツク海側を中心に大雪となる見込みです。大雪、ふぶきや吹きだまりによる交通障害、高波に十分注意してください。

＜気象概況＞
　北海道の上空約５０００メートルには氷点下４２度以下と平年より７度以
上低い寒気が入っています。１４日から１５日朝にかけて、北海道付近を低
気圧が通過し、１４日は上空にさらに強い寒気が入り、１５日から１６日に
かけて冬型の気圧配置が強まる見込みです。

＜防災事項＞
　北海道地方は、１４日は日本海側を中心に大雪、ふぶきや吹きだまりによ
る交通障害、強風や高波に注意してください。１５日から１６日にかけては
オホーツク海側を中心に大雪による交通障害に、北海道地方の広い範囲でふ
ぶきや吹きだまりによる交通障害、強風や高波に十分注意してください。
　なお、オホーツク海では流氷の動きに注意してください。

＜雪の予想＞　
１４日６時から１５日６時までの降雪量　
　日本海側　　　　　　　　　４０センチ
１５日６時から１６日６時までの降雪量
　オホーツク海側　　３０から５０センチ
　日本海側　　　　　２０から４０センチ
その後、１６日夜にかけてオホーツク海側を中心に雪が降り続き、さらに降
雪量が多くなる見込みです。

＜風の予想＞
１４日の最大風速（最大瞬間風速）
　日本海側、太平洋側西部　北西の風
　　陸上　１５メートル（３０メートル）
　　海上　１８メートル（３０メートル）
１５日の最大風速（最大瞬間風速）
　日本海側、太平洋側西部、オホーツク海側　北または北東の風
　　陸上　１８メートル（３０メートル）
　　海上　２０メートル（３０メートル）
　太平洋側東部　北または北東の風
　　陸上　１２メートル（２５メートル）
　　海上　１５メートル（２５メートル）

＜波の予想＞
１４日の波の高さ
　日本海側、太平洋側西部　　　　　　　　　　　４メートル
１５日の波の高さ
　日本海側南部、太平洋側西部　　　　　　　　　５メートル
　日本海側北部、太平洋側東部、オホーツク海側　４メートル

今後、地元気象台や測候所が発表する防災気象情報に留意してください。

次の「北海道地方気象情報」は、１４日１６時頃に発表する予定です。