[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.583966)

平成２９年０１月１１日１５時５８分
札幌管区気象台発表

北海道地方は、１２日にかけて強い冬型の気圧配置が続く見込みです。日本海側では、１１日夜のはじめ頃から１２日昼過ぎにかけて、猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風に警戒してください。

＜気象概況＞
　北海道地方は、引き続き１２日にかけて強い冬型の気圧配置が続き、上空
約５０００メートルには、平年よりおよそ８度低い氷点下４２度以下の強い
寒気が流入する見込みです。
　また、１３日には北海道付近の冬型の気圧配置は緩みますが、１５日頃に
かけて上空に強い寒気の流入が続く見込みです。

＜防災事項＞
　北海道地方は、日本海側を中心に１１日夜のはじめ頃から１２日昼過ぎに
かけて、西の風が雪を伴い非常に強く、海はしけるでしょう。猛ふぶきや吹
きだまりによる交通障害、暴風に警戒し、高波にも十分注意してください。
　また、１２日にかけては気圧配置に大きな変化がなく、雪が同じ場所に降
り続いて大雪となる見込みです。大雪による交通障害やなだれにも十分注意
してください。
　なお、１３日以降も上空には強い寒気が流入するため、日本海側を中心に
雪が降り続き大雪となる地域がある見込みです。

＜風の予想＞
１２日にかけての最大風速（最大瞬間風速）
　日本海側北部　西の風
　　陸上　１６メートル（３０メートル）
　　海上　１８メートル（３０メートル）
　日本海側南部　西の風
　　陸上　２０メートル（３５メートル）
　　海上　２０メートル（３０メートル）

＜波の予想＞
１２日にかけての波の高さ
　日本海側、太平洋側西部　　　　５メートル
　太平洋側東部、オホーツク海側　３メートル
　太平洋側ではうねりを伴う

＜雪の予想＞
１１日１８時から１２日１８時までの降雪量
　日本海側南部　　　　　　　　５０センチ
　日本海側北部、太平洋側西部　４０センチ
　その後も１３日にかけて日本海側を中心に雪が降り続く見込みです。
　
　引き続き、地元気象台や測候所が発表する防災気象情報に留意してくださ
い。

　次の「北海道地方気象情報」は、１２日５時頃に発表する予定です。