[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.556154)

平成２８年１１月０８日０５時０４分
札幌管区気象台発表

北海道地方は、急速に発達する低気圧や冬型の気圧配置の影響で、９日から１０日にかけて大荒れの天気となる見込みです。猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風、高波に警戒してください。

＜気象概況＞
　日本海中部の前線を伴った低気圧が８日は急速に発達しながら北東に進み
、９日未明には宗谷海峡を通過してオホーツク海で更に発達するでしょう。
その後は上空に強い寒気が入り、９日から１０日にかけて北海道付近は冬型
の気圧配置が強まり大荒れの天気となるでしょう。

＜防災事項＞
　北海道地方は、８日は雷を伴った雨や湿った雪が降るでしょう。８日夕方
から９日未明にかけては前線の通過により南東の風が西の風に変わり急激に
強まる見込みです。
　９日は冬型の気圧配置が強まり、１０日にかけて西または北西の風が非常
に強く、日本海側では雪を伴い猛ふぶきとなる所があるでしょう。また、海
は大しけとなる見込みです。猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風や
高波に警戒してください。

＜風の予想＞
８日の最大風速（最大瞬間風速）
太平洋側東部　南または南東の風
　海上２０メートル（３０メートル）　陸上１８メートル（３０メートル）
その他の地域　南東のち西の風
　海上２０メートル（３０メートル）　陸上１５メートル（３０メートル）

９日の最大風速（最大瞬間風速）
日本海側北部　西または北西の風
　海上２５メートル（３５メートル）　陸上２０メートル（３５メートル）
オホーツク海側　西の風
　海上２３メートル（３５メートル）　陸上１５メートル（３０メートル）
その他の地域　西の風
　海上２０メートル（３０メートル）　陸上１８メートル（３０メートル）

その後、１０日にかけても海上を中心に風の非常に強い状態が続く見込みで
す。

＜波の予想＞
８日の波の高さ
　日本海側、太平洋側　４メートル
　オホーツク海側　　　３メートル
９日の波の高さ
　日本海側北部　６メートル
　その他の海域　５メートル
その後、オホーツク海側や太平洋側東部も含め１０日にかけても大しけが続
く見込みです。

　今後、地元気象台や測候所が発表する防災気象情報などに留意してくださ
い。
　
　次の北海道地方気象情報は、８日１６時頃に発表する予定です。