[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.542562)

平成２８年１０月０８日１５時５８分
札幌管区気象台発表

日本海側北部では、９日未明から昼過ぎまで、暴風に警戒してください。また、８日夜遅くから９日夕方にかけて竜巻などの激しい突風、落雷やひょう、急な強い雨に注意してください。

＜気象概況＞
　沿海州付近にある低気圧が、８日夜から９日にかけて、急速に発達しなが
ら宗谷海峡付近を通過してオホーツク海南部へ進む見込みです。このため、
北海道付近は気圧の傾きが急になるとともに、大気の状態が非常に不安定と
なるでしょう。

＜防災事項＞
　日本海側北部では、９日未明から西の風が急激に強まって非常に強く吹き
、９日昼過ぎまで強い状態が続くでしょう。暴風に警戒してください。
　また、８日夜遅くから９日夕方にかけて、竜巻などの激しい突風、落雷や
ひょうに注意するとともに、農作物の管理や屋外の活動などにも注意してく
ださい。
　発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するな
ど、安全の確保に努めてください。

＜風の予想＞
　９日の最大風速（最大瞬間風速）
　日本海側北部　西または北西の風
　　海上２０メートル（３０メートル）
　　陸上１８メートル（３０メートル）

　なお、６月１６日に発生した地震で揺れの大きかった地域では、地盤の緩
んでいる所があります。土砂災害に注意してください。

＜お知らせ＞
　平成２８年６月１６日の地震で揺れの大きかった函館市では、大雨警報・
注意報の土壌雨量指数基準を通常より引き下げた暫定基準で運用しています
。

　引き続き、地元気象台や測候所の発表する防災気象情報や竜巻注意情報な
どに留意してください。

　この情報は、「雷と突風に関する北海道地方気象情報　第１号」を引き継
ぐものです。
　次の北海道地方気象情報は、９日５時頃に発表する予定です。