[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.502195)

平成２８年０８月１３日１０時５７分
札幌管区気象台発表

台風第６号は、１５日には北海道付近に近づく見込みです。このため１５日は、太平洋側東部で非常に激しい雨が降り、海はうねりを伴い大しけとなるでしょう。低い土地の浸水や土砂災害、高波に警戒してください。

＜気象概況＞
　台風第６号は、１３日９時には南鳥島近海の北緯３０度００分、東経１５
５度５５分にあって、１時間におよそ２０キロの速さで北へ進んでいます。
中心の気圧は９９０ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は２３メートル、
最大瞬間風速は３５メートルで中心の東側５６０キロ以内と西側２２０キロ
以内では風速１５メートル以上の強い風が吹いています。台風第６号は、１
４日にかけて日本の東を北上し、１５日朝には根室市付近に進む見込みです
。

＜防災事項＞
　北海道地方では、台風の北上に伴い、１４日夜には太平洋側東部の海は、
うねりを伴いしけるでしょう。１５日は、太平洋側東部で非常に激しい雨が
降り、海はうねりを伴い大しけとなるでしょう。大雨による低い土地の浸水
や土砂災害、高波に警戒するとともに、強風や高潮による低い土地の浸水に
も注意してください。
　また、オホーツク海側では、１５日は、強風や高波、大雨による低い土地
の浸水や土砂災害に注意してください。
　
　６月１６日に発生した地震で揺れの大きかった地域では、地盤の緩んでい
る所があります。土砂災害に注意してください。

＜波の予想＞
１４日の波の高さ
　太平洋側東部　４メートル　うねりを伴う
　太平洋側西部　３メートル　うねりを伴う
１５日は、更に波が高くなり、太平洋側東部ではうねりを伴い大しけとなる
見込みです。
　
＜お知らせ＞
　平成２８年６月１６日の地震で揺れの大きかった函館市では、大雨警報・
注意報の土壌雨量指数基準を通常より引き下げた暫定基準で運用しています
。

　今後、地元気象台・測候所の発表する防災気象情報に留意してください。
また、台風の位置や進路については、気象庁ホームページ等の最新の台風情
報をご覧ください。

　次の北海道地方気象情報は、１３日１６時頃に発表する予定です。