[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.502003)

平成２８年０８月１２日１６時０５分
札幌管区気象台発表

台風第６号は、１５日には北海道付近に近づく見込みです。このため、太平洋側の海は１４日からうねりを伴いしけるでしょう。また、１５日には太平洋側東部の海は大しけとなるおそれがあります。高波に警戒してください。

＜気象概況＞
　台風第６号は、１２日１５時には南鳥島近海の北緯２６度１０分、東経１
５５度４０分にあって、１時間におよそ２５キロの速さで北へ進んでいます
。中心の気圧は９９２ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は２０メートル
、最大瞬間風速は３０メートルで中心の東側５６０キロ以内と西側２２０キ
ロ以内では風速１５メートル以上の強い風が吹いています。
　台風第６号は、１４日にかけて日本の東を北上し、１５日には千島近海へ
進む見込みです。

＜防災事項＞
　北海道地方では、台風の北上に伴い、１４日は太平洋側の海はうねりを伴
いしけるでしょう。１５日は太平洋側東部を中心に大しけとなる見込みです
。高波に警戒してください。
　また、太平洋側東部やオホーツク海側南部では、１４日から１５日にかけ
て、強風、大雨による低い土地の浸水や土砂災害にも注意してください。
　
　６月１６日に発生した地震で揺れの大きかった地域では、地盤の緩んでい
る所があります。土砂災害に注意してください。

＜波の予想＞　
　１４日は、太平洋側ではうねりを伴いしけるでしょう。
　１５日は、更に波が高くなり、太平洋側東部では大しけとなる見込みです
。

＜お知らせ＞
　平成２８年６月１６日の地震で揺れの大きかった函館市では、大雨警報・
注意報の土壌雨量指数基準を通常より引き下げた暫定基準で運用しています
。

　今後、地元気象台・測候所の発表する防災気象情報に留意してください。
また、台風の位置や進路については、気象庁ホームページ等の最新の台風情
報をご覧ください。

　次の北海道地方気象情報は、１３日１１時頃に発表する予定です。