[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.493699)

平成２８年０７月３０日０５時２０分
札幌管区気象台発表

宗谷地方では３０日朝まで土砂災害に警戒してください。北海道地方では３０日夜のはじめ頃にかけて、大雨による低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水、３１日にかけて竜巻などの激しい突風、落雷、ひょうに注意してください。

＜気象概況＞
　北海道付近には、引き続き３１日にかけて前線が停滞し、前線に向かって
南から暖かく湿った空気が流入するため、大気の非常に不安定な状態が続く
でしょう。

＜防災事項＞
　これまでの大雨により、宗谷地方では引き続き３０日朝まで土砂災害に警
戒が必要です。
　また、日本海側やオホーツク海側を中心に、３０日夜のはじめ頃にかけて
激しい雨が降り、大雨となるでしょう。引き続き、低い土地の浸水や土砂災
害、河川の増水に注意してください。
　なお、北海道地方では３０日と３１日は、昼過ぎから夕方を中心に大気の
状態が非常に不安定となるため、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょう、大
雨による低い土地の浸水に注意してください。
　発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するな
ど、安全の確保に努めてください。

　なお、６月１６日に発生した地震で揺れの大きかった地域では、地盤の緩
んでいる所があります。土砂災害に注意してください。

＜雨の予想＞
３０日６時から３１日６時までの１時間雨量の最大値
　日本海側北部とオホーツク海側　　４０ミリ
３０日６時から３１日６時までの２４時間雨量
　日本海側北部とオホーツク海側　１００ミリ
　
＜お知らせ＞
　平成２８年６月１６日の地震で揺れの大きかった函館市では、大雨警報・
注意報の土壌雨量指数基準を通常より引き下げた暫定基準で運用しています
。

　引き続き、地元気象台や測候所の発表する防災気象情報や竜巻注意情報に
留意してください。

　これで、「大雨と雷及び突風に関する北海道地方気象情報」は終了します
が、３０日１６時頃に「雷と突風及び大雨に関する北海道地方気象情報　第
１号」を発表する予定です。