[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.468608)

平成２８年０６月１７日１１時１１分
札幌管区気象台発表

太平洋側では、引き続き１７日夜遅くにかけて土砂災害に警戒してください。また、北海道地方では１８日明け方にかけて、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、落雷や突風、ひょうに注意してください。

＜気象概況＞
　日本海中部に低気圧があって、１８日にかけて北海道付近を通過する見込
みです。このため、北海道地方では１８日明け方にかけて暖かく湿った空気
が流入し、大気の不安定な状態が続くでしょう。

＜防災事項＞
　北海道地方では、所々で１時間に約２０ミリの強い雨が降り続いています
。１７日１０時までの２４時間雨量は、太平洋側の多い所で１８０ミリに達
している所があり、地盤が緩んで土砂災害の危険度が高まっています。太平
洋側では引き続き１７日夜遅くにかけて、土砂災害に警戒してください。
　また、北海道地方では１８日明け方にかけて大気の不安定な状態が続き、
雷を伴った激しい雨が断続的に降り大雨となる見込みです。大雨による土砂
災害や低い土地の浸水、河川の増水、落雷や突風、ひょうに注意してくださ
い。

　なお、６月１６日に発生した地震で揺れの大きかった地域では、地盤の緩
んでいる所があります。土砂災害に十分注意してください。

＜雨の予想＞
　１７日１２時から１８日１２時までの１時間雨量の最大値
　　日本海側　４０ミリ
　　太平洋側　３０ミリ

　１７日１２時から１８日１２時までの２４時間雨量
　　日本海側、太平洋側　８０ミリ

＜雨の実況＞
　１５日２１時から１７日１０時までの雨量（アメダスによる速報値）
　日高地方　えりも町目黒　　　　１８３．５ミリ
　胆振地方　登別市札内町　　　　１１４．５ミリ
　釧路地方　釧路市幸町　　　　　１１２．０ミリ
　十勝地方　広尾　　　　　　　　１０５．５ミリ

＜お知らせ＞
　平成２８年６月１６日の地震で揺れの大きかった函館市では、大雨警報・
注意報の土壌雨量指数基準を通常より引き下げた暫定基準で運用しています
。

　引き続き、地元気象台や測候所の発表する防災気象情報に留意してくださ
い。

　次の北海道地方気象情報は、１７日１６時頃に発表する予定です。