[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.461151)

平成２８年０５月３１日０４時５５分
札幌管区気象台発表

北海道地方は、引き続き６月１日にかけて大気の状態が非常に不安定で、局地的に雷を伴い激しい雨の降るおそれがあります。落雷、竜巻などの激しい突風、ひょう、大雨による低い土地の浸水に注意してください。

＜気象概況＞
　３１日４時現在、日本海北部に雷を伴った活発な雨雲があって、北海道に
接近しています。
　３１日から６月１日にかけて、前線を伴った低気圧が北海道を通過する見
込みです。低気圧に向かって南から暖かく湿った空気が流入するとともに、
上空には強い寒気が入るため、大気の状態は非常に不安定になるでしょう。

＜防災事項＞
　北海道地方では、３１日から６月１日にかけて雷を伴った雨の降る所があ
り、３１日昼前から６月１日明け方にかけては、日本海側や太平洋側で、所
により１時間に３０ミリから４０ミリの激しい雨が降るでしょう。
　落雷、竜巻などの激しい突風、ひょう、大雨による低い土地の浸水、農作
物の管理や屋外の活動などに注意してください。
　発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するな
ど、安全の確保に努めてください。

＜雨の予想＞
３１日６時から６月１日６時までの１時間雨量の最大値
　太平洋側西部　　　　　　４０ミリ
　日本海側、太平洋側東部　３０ミリ
３１日６時から６月１日６時までの２４時間雨量
　日本海側、太平洋側　１００ミリ

　引き続き、地元気象台や測候所の発表する防災気象情報や竜巻注意情報に
留意してください。

　次の「北海道地方気象情報」は、３１日１６時頃に発表する予定です。