[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.312728)

平成２７年０７月１３日１６時１０分
札幌管区気象台発表

日本海側北部では、１３日夜のはじめ頃から１４日明け方にかけて、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川のはん濫に警戒してください。

＜気象概況＞
　台風第９号から変わった低気圧が沿海州付近にあって、北東へ進んでいま
す。この低気圧から宗谷海峡付近にのびる前線に向かって暖かく湿った空気
が流れ込んでいて、北海道地方は大気の状態が不安定となっています。
　このため、北海道地方では、これから１４日昼前にかけて激しい雨が降り
、特に日本海側北部では、１３日夜遅くから１４日未明にかけて局地的に１
時間に５０ミリの非常に激しい雨になる所がある見込みです。

＜防災事項＞
　日本海側北部では、１３日夜のはじめ頃から１４日明け方にかけて、大雨
による土砂災害や低い土地の浸水、河川のはん濫に警戒してください。
　北海道地方では、低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水、落雷、突風、
ひょうに注意が必要です。
　
＜雨の予想＞
　これから１４日昼前までの１時間雨量の最大値
　　日本海側北部　　　　　　　　　５０ミリ
　　日本海側南部と太平洋側西部　　４０ミリ

　１３日１８時から１４日６時までの雨量
　　日本海側北部　　　　　　　　１００ミリ
　　日本海側南部と太平洋側西部　　８０ミリ

　１３日１８時から１４日１８時までの２４時間雨量
　　日本海側北部　　　　　　　　１２０ミリ
　　日本海側南部と太平洋側西部　１００ミリ

＜雨の実況＞（アメダスによる速報値）
　降り始め（１２日２３時）から１３日１５時までの雨量
　　宗谷地方　猿払村浜鬼志別　７８．５ミリ
　　　　　　　利尻町沓形　　　６８．０ミリ
　　　　　　　礼文町香深　　　６３．０ミリ

　引き続き、地元気象台や測候所の発表する防災気象情報に留意してくださ
い。
　次の北海道地方気象情報は、１４日５時頃に発表する予定です。