[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.251749)

平成２７年０３月０１日１１時０５分
札幌管区気象台発表

太平洋側東部とオホーツク海側南部では、２日未明から夜遅くにかけて、大雪による交通障害に警戒してください。北海道地方では、２日夕方から３日にかけて、猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風、高波に警戒してください。

＜気象概況＞
　四国沖には前線を伴った低気圧があって東北東へ進んでおり、２日は急速
に発達しながら三陸沖を北上する見込みです。この低気圧は、北海道付近を
通過して２日夜にはオホーツク海へ達し、北海道付近は冬型の気圧配置が強
まるでしょう。

＜防災事項＞
　太平洋側東部とオホーツク海側南部では、低気圧の接近に伴い降雪が強ま
るため、２日未明から夜遅くにかけて、大雪による交通障害に警戒してくだ
さい。
　北海道地方では、２日昼過ぎから３日にかけて、雪を伴った非常に強い風
が吹き、海は２日夕方から大しけとなる見込みです。猛ふぶきや吹きだまり
による交通障害、暴風、高波に警戒してください。
　湿った雪が降り、海岸では雨となる見込みです。電線などへの着雪、融雪
による低い土地の浸水や土砂災害、なだれにも注意してください。　
　なお、オホーツク海や根室海峡、太平洋では流氷の動きが激しくなるので
注意してください。

＜留意事項＞
　太平洋側東部やオホーツク海側では、平年より積雪が多くなっているとこ
ろがあるので、特に大雪による影響が大きくなるおそれがあります。

＜雪の予想＞
　１日１２時から２日１２時までの降雪量
　　太平洋側東部の多いところ　　　　７０センチ
　　オホーツク海側南部の多いところ　６０センチ
　その後も２日夜遅くにかけて降雪が続くため、降雪量はさらに多くなると
ころがある見込みです。

＜風の予想＞
　２日の最大風速（最大瞬間風速）
　　太平洋側東部とオホーツク海側　西または北西の風
　　　海上　２５メートル（３５メートル）
　　　陸上　１８メートル（３０メートル）
　　日本海側北部　西または北西の風
　　　海上　２０メートル（３０メートル）
　　　陸上　１６メートル（３０メートル）

＜波の予想＞
　２日の波の高さ
　　太平洋側東部　　６メートル
　　オホーツク海側　５メートル
　　日本海側北部　　４メートル

　今後、地元気象台や測候所が発表する防災気象情報に留意してください。

　次の「北海道地方気象情報」は、１日１６時頃に発表する予定です。