[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.235489)

平成２７年０１月２３日１６時０３分
札幌管区気象台発表

オホーツク海側南部と太平洋側東部では、引き続き２４日明け方にかけて雪を伴った強い風が吹き、２３日夜遅くにかけては大雪となる見込みです。猛ふぶきや吹きだまり、大雪による交通障害、高波や高潮に警戒してください。

＜気象概況＞
　発達中の低気圧が根室の南東海上にあって北東に進んでおり、２３日夜に
は千島近海に達する見込みです。北海道付近は、２４日はじめにかけて強い
冬型の気圧配置となるでしょう。

＜防災事項＞
　オホーツク海側南部と太平洋側東部では、２３日夜には風や雪のピークを
迎える見込みで、引き続き２４日明け方にかけて雪を伴った強い風が吹き、
２３日夜遅くにかけては大雪となるでしょう。猛ふぶきや吹きだまり、大雪
による交通障害、高波に警戒してください。
　また、根室地方では潮位のピークを迎えており、引き続き２３日夜のはじ
め頃にかけて、高潮による低い土地の浸水に厳重な警戒が必要です。
　なお、オホーツク海と根室海峡では、流氷の動きが激しくなりますので、
注意してください。

＜風の予想＞
引き続き２４日明け方までの最大風速（最大瞬間風速）
　太平洋側東部とオホーツク海側南部　北または北西の風
　　海上２０メートル（３０メートル）
　　陸上１８メートル（３０メートル）

＜波の予想＞
波の高さの最大
　２３日　太平洋側東部　　　　　　　　　　　６メートル
　　　　　オホーツク海側南部　　　　　　　　５メートル
　２４日　太平洋側東部とオホーツク海側南部　５メートル

＜潮位の予想＞
２３日の最高潮位
　根室地方　標高１．３メートル
　ピークは２３日夕方

＜雪の予想＞
２３日１８時から２４日６時までの１２時間の降雪量
　オホーツク海側の多いところ　　　４０センチ
　日本海側と太平洋側の多いところ　３０センチ

＜雪の実況＞（アメダスによる速報値）
２２日１８時から２３日１５時までの降雪量
　北見地方　北見市高栄東町　３０センチ

　引き続き、地元気象台や測候所が発表する防災気象情報に留意してくださ
い。

　次の「北海道地方気象情報」は、２４日５時頃に発表する予定です。