[北海道：防災情報メール] 防災・防犯 (No.232869)

平成２７年０１月１７日１６時０２分
札幌管区気象台発表

北海道地方では、引き続き１８日朝にかけて、局地的に大雪や見通しがきかない猛ふぶき、吹きだまりにより車の運転が困難になるなどの交通障害、暴風、高波に警戒してください。太平洋側東部は、１８日昼前から昼過ぎは高潮に厳重に警戒してください。

＜気象概況＞　
　釧路沖と三陸沖に低気圧があって、急速に発達しながら１８日にかけて日
本の東でひとつにまとまる見込みです。このため、１７日夜から１８日はじ
めにかけて北海道付近は、強い冬型の気圧配置となるでしょう。

＜防災事項＞
　日本海側北部では引き続き１７日夜遅くまで、太平洋側東部とオホーツク
海側では１７日夜のはじめ頃から１８日朝にかけて、雪を伴った非常に強い
風が吹く見込みです。
　オホーツク海側南部では、１７日夜遅くにかけて大雪となり、海は太平洋
側東部で１８日未明から朝にかけて大しけとなるでしょう。
　大雪や見通しがきかない猛ふぶき、吹きだまりにより、車の運転が困難に
なるなどの交通障害、暴風、高波に警戒してください。
　なお、オホーツク海では、流氷の動きが激しくなりますので、注意してく
ください。　

　また、太平洋側東部では、１８日昼前から昼過ぎにかけて高潮による低い
土地の浸水に厳重に警戒してください。
　
＜風の予想＞　最大風速（最大瞬間風速）　北または北西　
　太平洋側東部　　　１７日夜のはじめ頃から１８日朝まで
　　　陸上２２メートル（３５メートル）
　　　海上２７メートル（４０メートル）
　オホーツク海側　　１７日夜のはじめ頃から１８日明け方まで
　　　陸上２０メートル（３５メートル）
　　　海上２３メートル（３５メートル）
　日本海側北部　　　引き続き１７日夜遅くまで　
　　　陸上１６メートル（３０メートル）
　　　海上１８メートル（３０メートル）

＜波の予想＞　
　１８日未明から朝までの波の高さの最大
　太平洋側東部　　６メートル
　
＜雪の予想＞　
　１７日１８時から１８日１８時までの降雪量　
　オホーツク海側　　５０センチ
　日本海側　　　　　４０センチ
　太平洋側　　　　　３０センチ

＜潮位の予想＞
　１８日の最高潮位　太平洋側東部　標高１．２メートル

　今後、地元気象台や測候所が発表する警報、注意報、気象情報に留意して
ください。

　この情報は、「暴風雪と大雪に関する北海道地方気象情報　第２号」を引
き継ぐものです。

　次の「北海道地方気象情報」は、１８日５時頃に発表する予定です。